ピート・タウンゼント、長い間入手不可だった7公演のライヴ音源を収録したCD14枚組ボックスセットを本日発売
ザ・フーのピート・タウンゼントが、長い間入手不可だった7公演のライヴ音源を収録した「LIVE IN CONCERT 1985-2001」をCD14枚組ボックスセットとデジタル配信で本日リリースした。
長年ザ・フーのエンジニアを務めたジョン・アストリーが新たにマスタリング。ソロ・ライヴ作品は過去にピート・タウンゼント公式サイトEel Pieで販売されたことがあるだけで、約20年ぶりに入手可能となる。ボックスセットは、ザ・フーとピート・タウンゼントのアーカイヴをまとめているマット・ケントによるスリーヴ・ノート、ピート・タウンゼントの新インタビュー、レア写真やメモラビリアが掲載された26ページ・ハードカバー・ブックが付属する。
ピート・タウンゼントはチャリティ公演(Amnesty International、The Prince’s Trust、Double O charityなど)で短いセットのソロ・ライヴを行うことはあるが、フルのショーの数は多くない。フルのソロ・ショーのセットリストは、ソロの曲、ザ・フーの曲、影響を受けた曲のカヴァーから選曲している。
ピート・タウンゼントは、ソロでパフォーマンスすること、ザ・フー以外のバンドとのパフォーマンスについて、このように話している。
「私は常にやることが多く、責任が重く、時間が足りない。私は自分の曲にインスピレーションと文脈を与えられるような人生を生きなければならない、そして私のバンド(ザ・フー)に値すると感じられるように自宅のスタジオで時間をかけて曲に磨きをかけ、それをバンドと共に録音し直し、その曲についてメディアに雄弁に語り、自分の創造性を正当化し、新曲を携え古い曲を継続して祝福するために延々とツアーをしなければならない。そしてまた最初からやり直すのだ。これらすべてをザ・フーのためにも自分のソロのためにも行うという考えは、正気の沙汰ではない。しばらくの間トライした。うまくいかなかった。一つのキャリアで充分だ」
アーキビストのマット・ケントはこのように話す。
「ピート・タウンゼントのソロ・ショーは、単なるコンサートでななく、イベントである。これらのCDは、そのイベントがいかに素晴らしいかを表している」
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