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桑田佳祐、ベストアルバム『いつも何処かで』ジャケ写公開 書き下ろしの新曲詳細も発表

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『いつも何処かで』ジャケット

『いつも何処かで』ジャケット

ソロ活動35年目を迎え、来月11月から5大ドームを含む全国ツアーを開催し、書き下ろしの新曲を含むソロキャリアの歩みを凝縮したベストアルバム『いつも何処かで』をリリースする桑田佳祐。本日・10月26日、ベストアルバムのジャケット写真および、本作のために書き下ろされた新曲の詳細が解禁された。

ベストアルバム『いつも何処かで』のために書き下ろされた新曲のタイトルは「なぎさホテル」。神奈川県逗子市の海辺に実在した洋式ホテル・なぎさホテルから着想を得て書かれたこの曲は、海風の香る情景と溢れる恋心をノスタルジックに描いたドリーム・ポップバラッドだ。今なお心の中で鮮明に思い出される湘南の情景と、大切な人との軌跡を綴った歌詞は、桑田佳祐の原風景である夏の海辺と波音から、友や家族、仲間、デビュー以来ずっと支えてくれているファンの人達との愛情や絆などを想起させる。様々な情景と想いをこの楽曲に込めながら、「時代が変わろうとも、目の前にいるあなたのことは常に忘れず、未来を共に歩みたい。」―そんな桑田佳祐の願いも込められている。

湘南・茅ヶ崎で生まれ育った桑田は、同ホテルから着想を得て楽曲制作を始めた。奇しくも2011年に作家の伊集院静が同名の本を出版している。自身の作家デビュー前夜からの大切な場所と時間を振り返り、作家としての原点を綴った貴重な自伝的随想として読書ファンから愛されている一冊だ。楽曲が完成したのちに伊集院の随想を手に取り読んだ桑田は、示し合わせたかのようにリンクした曲と小説に感嘆し、思わず手紙をしたためたという。桑田佳祐と伊集院静という2人の異分野の匠が、“なぎさホテル”に引き寄せられ邂逅したのは偶然か。

そして、収録内容の全てが出揃ったことを受けて、「いつも何処かで」のジャケット画像も公開。何気ない日常の中で撮られた笑顔の女性が、ほのかな希望を感じさせる。“いつも何処かで”繰り広げられているありふれた日常。その延長線上にある幸せを音楽とともに噛みしめる。そんなアルバムコンセプトを体現した一枚だ。今回の発表に際して、ベストアルバムの公式トレーラー映像が公開された。

桑田佳祐 BEST ALBUM『いつも何処かで』トレーラー映像

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