3年越しの開催『ディズニー・ワールド・ビート 2022』が開幕

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『ディズニー・ワールド・ビート 2022』

『ディズニー・ワールド・ビート 2022』

 ウォルト・ディズニーが愛したジャズ音楽を、 ディズニー音楽のエキスパート ブラッド・ケリー率いるビッグバンドで届けるコンサート『ディズニー・ワールド・ビート』。「JAZZ ANIMALS~夢を奏でる動物たち」をテーマに11都市14公演をめぐる全国ツアーが、2022年8月5日(金)東京・サントリーホールでのプルミエ公演を皮切りに開幕した。

17名のバンドメンバーがステージに入場すると、 ドラムの加納樹麻がリズムを刻みはじめる。3年ぶりの来日となるバンドリーダー&音楽監督のブラッド・ケリーが登場すると、演奏がスタート! オープニングを飾るのは、 誰もが一度は聞いたことがある『ピーター・パン』より「右から二番目の星」と、 『ラマになった王様』より「ラン・ラマ・ラン」だ。

今回は、 日本語でのMCにも挑戦するブラッド・ケリー。 ゲストへの挨拶に続き、 『アナと雪の女王』より「あこがれの夏」、 『メリー・ポピンズ』より「チム・チム・チェリー」、 『ミラベルと魔法だらけの家』より「秘密のブルーノ」、 『リトル・マーメイド』より「パート・オブ・ユア・ワールド」を、 ロサンゼルスから来日した4名のヴォーカリストがパワフルかつ繊細なハーモニーで歌い上げた。

第一部の最後は、 ブラッド・ケリーが『ディズニー・ワールド・ビート』を始動するきっかけとも言える作品、 ディズニー&ピクサー『Mr.インクレディブル』スペシャル・メドレー。「作曲家 マイケル・ジアッジーノの音楽は、 ワクワク・ドキドキがいっぱいです!」と語り、 スリリングでスピード感のある演奏を披露した。

第二部は、 本公演のテーマ「JAZZ ANIMALS」に焦点をあてたプログラム。『ドナルドのダンス大好き』の、音楽はもちろん、 効果音も映像とぴったりシンクロする演奏は必見。続く『ライオン・キング』より「王様になるのが待ちきれない」や、 『おしゃれキャット』より「みんなネコになりたいのさ」、 『プリンセスと魔法のキス』より「もうすぐ人間だ」など、 それぞれの世界観を、 ブラッド・ケリー創作のポエムと共に届ける。

1998年から毎年来日し、 “第2のホーム”である日本で再び演奏することをとても楽しみにしていたというブラッド・ケリー。 毎日2時間のトロンボーン練習をかかさず、 日本語でのMCの練習にも励んだという彼は、「JAZZを知らない人にこそ、 楽しんでもらえる公演にしたい」と全国ツアーへの意気込みを語っていた。

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