のん主演、映画『私をくいとめて』がdTVで配信スタート

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映画『私をくいとめて』

2017年に大きな話題を呼んだ『勝手にふるえてろ』の監督・大九明子×原作・綿矢りさのタッグがふたたび実現した映画『私をくいとめて』が映像配信サービスdTVで配信スタートした。

のんが演じる主人公・黒田みつ子は、おひとりさま生活がすっかり板に付いたアラサー女子。彼女には、脳内に作り出した「相談役・A」という存在がいた。つらい時に愚痴ったり、慰められたり、時に背中を押してくれたり、常にベストアンサーをくれるAに依存しながら、平和に暮らしていたみつ子。そんな中、林遣都が演じる取引先の営業マン・多田が近所に住んでいることが発覚し、ひょんなことからふたりで会うようになる。みつ子は次第に多田くんに惹かれていくのだが、多田が年下なことや、おひとりさま生活の楽しさから、なかなか気持ちを伝えることができず。

結婚してローマに移住した親友・皐月を尋ねた旅行や、会社の先輩との会話、多田とのデートなど、さまざまなイベントを「A」とともに経験し、みつ子が辿り着いた答えとは。

脳内に自分だけの相談役がいる、という物語で、重要な存在となる「A」を演じるのは中村倫也。声だけの出演ながら、みつ子を優しく支える存在感に注目だ

そんな「A」との会話を通して自問自答を続け、逞しく生きていくみつ子をのんが熱演。「おひとりさま」ならではのフラストレーションや生きづらさをぶちまける、迫力の一人芝居は必見。

また、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でのんと共演していた橋本愛が、みつ子の親友・皐月役を演じているのも注目ポイント。美しいローマを背景に、久しぶりに再会した親友同士という役柄をエモーショナルに表現している。

さらに、みつ子が想いを寄せる多田役に『おっさんずラブ』の林遣都、みつ子の会社の先輩・ノゾミさん役に『愚行録』の臼田あさ美、上司の澤田さん役に『シン・ゴジラ』の片桐はいりなど、実力派キャストが集結している。

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