ドリーム・シアター、公式ブートレグ第10弾は4thアルバム「フォーリング・イントゥ・インフィニティ」のデモ音源 5/11日本先行発売

プログレッシヴ・メタルの王者ドリーム・シアターが、ライヴ、デモ、スタジオ・アウトテイクなどの秘蔵音源を公式ブートレグとしてリリースするLost Not Forgotten Archives(=忘るまじ喪失音源集)シリーズ。その第10弾は4thアルバム「フォーリング・イントゥ・インフィニティ」のデモ音源で、日本は海外より2日先行となる5月11日に発売されることが決定した。
1997年にリリースされた「フォーリング・イントゥ・インフィニティ」は、ダーク&ヘヴィ路線のアグレッシヴ・スタイルを打ち出した前作「アウェイク」から一転、ポップ・センスが光るメロディーに程よいヘヴィネスとプログレッシヴ・メタルの構築美が絶妙なバランスで融合しており、ヴァラエティに富んだ楽曲群とケヴィン・シャーリー(エアロスミス、ジャーニー、アイアン・メイデンetc.)によるプロデュースで間口の広さを持った作品となった。本デモ集の中で最終的にアルバムには収録されなかった6曲のうち「レイズ・ザ・ナイフ」、「ウェア・アー・ユー・ナウ?」、「ザ・ウェイ・イット・ユーストゥ・ビー」、「カヴァー・マイ・アイズ」、「スピーク・トゥ・ミー」の5曲は、1999年のクリスマスにファンクラブ限定で販売された「クリーニング・アウト・ザ・クローゼット」にかつて収録されている(「スピーク・トゥ・ミー」は日本盤「フォーリング・イントゥ・インフィニティ」の初回生産限定ボーナス・トラックとしても収録)。また、キャリア史上最高傑作と評される次作のコンセプト・アルバム「メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー」の制作過程にあるインストゥルメンタル・ヴァージョンや「ユー・ノット・ミー」とは歌詞が全く異なる「ユー・オア・ミー」など、アルバム完成に至るまでのアプローチが知ることができる貴重な音源集となっている。
このブートレグ・シリーズは、未発表のアーカイヴ音源や、かつてリリースされた作品の最新マスタリングと新アートワークによる復刻CDに加え、初アナログLP化、初のデジタル配信で構成され、今後もほぼ毎月1枚のペースでリリースされていく予定だ。
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