日本のロックのリビング・レジェンド カルメン・マキ、古希(70歳)ライヴを4月に開催

アーティスト

カルメン・マキ

日本の女性ロック・シンガーの草分けとして活動を続けるカルメン・マキが古希(70歳)になったのを記念し、4月15日に神奈川・クラブチッタにてアニバーサリー・ライヴを開催する。

カルメン・マキは1969年に寺山修司が作詞を手掛けた「時には母のない子のように」でデビュー。同年、紅白歌合戦にも出場。フォーク系のシンガーとして音楽キャリアをスタートさせたが、ジャニス・ジョプリンを聴いて天啓を受け、ロックに転向。1972年には自身がリード・ヴォーカルを取るバンド、カルメン・マキ&OZを結成。日本の女性ロックシンガーの草分け的な存在となり、バンド解散後はソロ活動に転じ、国内外の様々なミュージシャンと交流をもち、今もなお音楽活動を続ける生きる伝説=リビング・レジェンドだ。2018年には41年ぶりにカルメン・マキ&OZを復活させ、翌2019年のデビュー50周年には「~デラシネって半世紀~」と題した複数の異なる形態のライヴ・パフォーマンスを5回開催。昨年12月には、そのライヴを収録したブルーレイ作品と、自身初のデジタル・シングル「月夜のランデブー」もリリースした。

今回の古希ライヴでは2部構成。第1部は最新シングル「月夜のランデブー」の作曲を手掛けたFalconを始め、自身のソロ活動を支えてきてくれたメンバーが揃い、歌だけではなく詩の朗読も披露するという。

第2部は2018年に41年ぶりに再結成を果たしたカルメン・マキ&OZの面々が全員集結し代表曲を披露。さらにBOWWOWのギタリスト、山本恭司がゲストで参加し、初のカルメン・マキとのスペシャル・ユニットを一夜限りで結成。第2部は、とてつもない波乱と化学反応が起きそうな構成だ。

70歳となったのを機に開催する今回のライヴは、サブタイトルに「~生かしておいてくださってありがとう~」と冠された。これこそが、今現在のカルメン・マキの心情の吐露。彼女の生き様を見届けよう。

「カルメン・マキ 古希 ライヴ」のチケットは、一般発売に先駆け、本日1月28日より先行受付(先着/枚数限定)がスタートする。

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