いずみたくミュージカルの代表作『おれたちは天使じゃない』新演出で再演が決定

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ミュージカルカンパニー・イッツフォーリーズが、2021年5月11日(火)〜16日(日)俳優座劇場にてミュージカル『おれたちは天使じゃない』を上演する。

1974年に西村晃、有島一郎、前田美波里らで初演し、その後、様々なキャスティングにより全国で1200回余上演回数を重ねてきたイッツフォーリーズの代表作。

13年ぶりの再演は、演出に青年座の金澤菜乃英を迎え、新演出で上演される。哲に青年座の横堀悦夫、助六にミュージカル界で活躍する藍実成、三太はイッツフォーリーズの吉田雄が務める。

【ものがたり】

ある年の大晦日、雪深い山荘に三人の脱獄囚が逃げ込んで来た。三人は「ねじ釘の哲」「泉の三太」「キャンパスの助六」と呼ばれている、人を殺した凶悪犯だった。三人は偶然迷い込んだその山荘で、心ならずも心中しようとしていた父娘を助けてしまう。

遺書によると父親の明は、借金を苦に自分だけが死んでしまうと、遺された末娘の光子は知的障害があるため、生きていくのが困難だろうと思い悩んだ末の無理心中だった。意識を取り戻した光子は、自分を助けてくれた脱獄囚たちを“天使”だと思いこんでしまうのだった。

買い物から帰って来た姉娘のエミは、父と妹が心中しようとしていた事を知って愕然とする。そして、家の中には見知らぬ怪しげな男たちが三人………。

そこへ父娘が自殺を図る原因となった人物である、父親の従兄弟の黒川とその息子でエミの婚約者の始が何も知らずに訪ねて来て………。

 

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