四人囃子 3CD BOX「Ride on SEE・SAW」発売、発売日公演のライブ配信も決定

今年活動50周年を迎える四人囃子が、70年代後半ポニーキャニオンSEE・SAWレーベル時代に発表した「PRINTED JELLY」「包」「NEO-N」の3枚の各アルバムに、「ハレソラ」の未発表マンドリン・イントロ音源を含むアウトテイクとシングル「拳法混乱(カンフージョン)」を追加したスペシャル・バージョン3枚組ボックスを3月3日に発売する。
新たにデジタル・リマスターを施し、通常CDプレーヤーで再生する高音質のUHQCDとしてファンに届ける。ボックスに同梱されるブックレットには、当時を良く知る関係者による貴重な解説と当時の写真が掲載される。
またポニーキャニオンショッピングクラブ(PCSC)販売の特典DVD(外付け)は、「包」発売時、日比谷野外音楽堂にて行われた伝説の“四人囃子ワンマン・コンサート 包”の映像(約25分)。こちらは過去未収録の秘蔵映像となる。
3月3日の発売とライブを目前に控え、メンバー岡井大二からコメントが届いた。
岡井大二コメント
四人囃子と名乗ってから50年、レコードデビューから45年となりました。1974年から1979年の間に5枚のアルバムを発表し、決して他アーチストに比べて数が多いとは言えないライヴパフォーマンスを展開しつつ、それなりに”次”を掲げて活動していました。1989年には10年ぶりとなる新作の発表とコンサートを実施出来ました。その後、集えるメンバーの変遷を伴いながらも断続的に再結成・リイシューを中心に続ける事が出来たのは、ひとえに“四人囃子”を支持して下さる方々の後押しによるものです。
2000年当初、ミュージシャン仲間や友人から「バヤシはメンバーが揃うじゃない、やれる時にやっておかないと勿体無いぜ」の言葉を貰った事が、今に続く全ての原点です。近年になって、悲しいかなメンバーは一人二人と欠けていき、リユニオンも難しくなりつつあります。
でも四人囃子は結果として人物を世に問う集団ではなく、作品性を問いかける集団であります。好不評は付き物ですが、その時代背景に媚びずとも反応する事が信条です。
Ride on SEE-SAWは、断続的となる活動歴史の中の”断”の前の作品の集大成となります。
多種多様に発展した時代において、どなたかの価値観を形成するコラージュアイテムの一つにでもなってくれたら、それも幸せだと思います。その発売日にスピンオフ四人囃子”ライブをやります。チケットはソールド・アウトしていますが、ライブ配信も同時に行いますので、よかったら観て下さい。
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