『GACKT超思考術』本日発売、未曾有の時代を生き抜くための“適応力”と“思考のアップデート”

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緊急事態宣言再発令に揺れる日本。そんな最中、本日1月8日、GACKTの新刊『GACKT超思考術』が発売となった。1,650円(税込)。

時短営業やイベントの上限人数の要請など、さまざまな分野に影響が出るであろう今回の再発令。経営者側の苦しい声も多数あがっている。この未曾有の時代をどう生き抜くのか。今回、『GACKT超思考術』発売にあたり、そのヒントが語られた制作の様子やインタビュー動画の全てが順次公開されている。出版社NORTH VILLAGEの北里洋平氏(『GACKTの勝ち方』編集・発行)が、日本はもちろん、GACKTが住むマルタ島にも飛び、GACKTの自宅で行った。

テレビ等の収録の場とは違い、プライベートかつリラックスした場で個人の想いや考えを、公私ともにつきあいのある、気心の知れた担当編集者を相手に語る、GACKTの人柄を知ることができる貴重な動画の数々となっている。

そしてそのインタビューで、GACKTは“コロナ期の収穫”について言及した。この時代を生き抜くヒントとして、GACKTはまず、現代において求められるのは“適応力”だと明言した。

「過去と現代の大きな違いは、“トランジション”(変革期)が起こる期間の変化だ。スマホやITの普及で、生活・ワークスタイル・ビジネス等、全てが変化するようなトランジションが数十年単位から数年単位で起こるようになってきた。その変化に“適応”できなければ生き残れない。日本は“適応”できないまま、欧米諸国に比べ10年程度の遅れをとっていたが、コロナによって更なる“トランジション”が起き、リモートワーク、高齢者へのスマホの普及など、強制的に大きな変化に適応せざるを得なくなった。

そんな時代だからこそ、“コロナのせいで”ではなく“コロナだから”と“適応”したものが生き残る。

飲食業界をみても、“コロナのせい”で潰れていく店が多数ある一方で、“コロナをキッカケ”に、店舗展開を大きく拡大している会社が存在するのも事実。“コロナがあったからこそ”ボクはYoutubeに本格参入し、その編集をボクのチームがゼロから学んで自分たちで制作することで、チームとしても成長できた。昔は一度の成功で10年食べていけたが、今は“勝ち続けなければならない”。そのために必要なのが“適応力”なんだ」

前著、『GACKTの勝ち方』で記したように、GACKT自身もミュージシャンとしてのキャリアをスタートした頃から、音楽業界の未来、CDが売れない時代が来ると見越していた。

そんな時代が来たとしても、“好きな音楽を創るため”にも、またGACKTとしての生活を維持するためにも、実業家として、タレントとして、そして現在、インフルエンサー、Youtuberとしてなど、活躍の場を拡げていった。適応し続けているからこそ勝ち続け、第一線で影響力を持ち続けている。

お正月の「芸能人格付けチェック! 2021お正月スペシャル」(ABCテレビ制作・テレビ朝日系列)では、視聴率が22.8%と、驚異の視聴率が話題となったが、その要が「勝ち続ける」GACKTの姿である。では、なぜGACKTは勝ち続けられるのか。

「それは“思考をアップデート”しているから」
「全ての思考が行動を司る」

インタビューでこう答えたGACKT。

どのように知識を得て、情報を得て、仲間を得ることができるのか。どのように“思考をアップデート”させ“適応力”を手にすることができるのか。その答え、そして現在のコロナ危機のなかで個人レベルで生き抜く術が記された1冊となっている。

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