安斉かれん、初の作曲にも参加したセルフ・プロデュースの新曲「GAL-TRAP」が「スッキリ」テーマソングに

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令和元日にデビューしたアーティスト安斉かれん。自身が作曲にも初参加した新曲「GAL-TRAP(ギャル・トラップ)」が、日本テレビ系「スッキリ」の9月テーマソングに決定し、本日初オンエアされた。

「トラップ」というワードには、ギャルが仕掛ける「罠」という意味と、安斉自身が大好きだと公言してきたHIP-HOPの人気ジャンル「TRAP」という2つの意味が込められている。

一見すると底抜けに明るく見えるルックスや話し方こそが、自分の弱さ(夜も眠れなくなるような将来への不安などの堂々巡り)を覆い隠すために、ギャルが自身に仕掛けたトラップであり、同時に、自身の不安を無闇に他人にぶつけない「強さ」「余裕」「優しさ」を持っていることを、表現したかったのだと言う。

また、今作は、Diploなどのリミックスなどを手掛ける「Radical Hardcore Clique」をトラックメーカーに迎え、自身も、作詞・作曲だけでなく、サウンド・プロデュースも手掛け、都内のスタジオに篭り、1日でコーライティング(共作)した。本人の「ため息」「口笛」「ハミング」「ネイルをこする音」などをサンプリングしたトラックにも、その個性が光る。

今作は、日本テレビ系「スッキリ」9月テーマソングだけではなく、「バゲット」9月エンディングテーマと「ウチのガヤがすみません!」9月エンディングテーマにも決定している。さらに「スッキリ」と「ウチのガヤがすみません!」では、巨大なテディベアが非常に印象的なミュージックビデオの一部もオンエアされる。

映像内の「タイル張りの無機質な部屋」と「幻想的かつ過激な配色のテディベア」は、「自身の荒涼とした閉ざされた深層心理」と「自身の甘さ」を象徴している。時に、自分自身の最大の理解者のように振る舞うピーターパン・シンドローム(大人になることを拒む)的な「幼稚さ」は、一転して、それによって世界から取り残される恐怖感の権化(自分への過保護への気付きと怖さ)と化すこともある。そのような多感な若者の二面性を持つ心象風景をビジュアライズしている。

「GAL-TRAP」は、9月16日サブスクリプション音楽配信ストリーミングサービス限定でリリースされる。

安斉かれんコメント

構って欲しいわけじゃない。
誰かに話を聞いて欲しいわけでもない。
空気も読むし、周りも見えてる・・・
でも、メイクを落としたら、心に何かが滲んでくる
悲しい、辛いとも違う・・・名前のないこの感情。

それを表す言葉が見当たらないから、音楽にした。
だから、歌詞自体は曖昧。
言葉にできない想いは、トラックに詰め込んだ。
気を紛らわすために、口笛を吹く。
落ち着くから、爪をいじっちゃう。
沈黙が怖くて、口遊むように溜息を吐く。

何に悩んでるのか?が、分からない夜に、
「それなー」って寄り添えるだけで十分。
答えなんて出ないし、そもそも、出そうとも思ってない。
だって、それでも、朝が来たら、また、メイクをして、
この世界に、飛び出していくはずだから・・・

 

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