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イギリス出身のチェリスト、シェク・カネー=メイソン 自身初となる書き下ろし曲をデジタルで配信

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シェク・カネー=メイソン「Melody」ジャケット写真

シェク・カネー=メイソン「Melody」ジャケット写真

2020年グローバル・アワードで最優秀クラシック・アーティスト賞を受賞した、気鋭のチェロ奏者シェク・カネー=メイソンが、自身初となる書き下ろしチェロ独奏曲「Melody」のデジタル配信を2020年4月24日(金)から開始させた。

「Melody」は、先日21歳の誕生日を迎えたシェクからの嬉しいバースデー記念リリースとなり、シンプルながらも美しく、民謡のような軽快さを持つ楽曲。今までにコンサートでサプライズのアンコール曲として演奏されたことはあったが、公式リリースの予定はまるでなかったのだという。

現在はノッティンガムの実家に戻り、6人の兄弟妹、両親、ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックの同僚フラットメイトと暮らすシェク。「大好きな民謡に触発され、しばらく前に書いた楽曲で、リリースするつもりはなかったのだけど、今こそ、シェアすべき時ではないかと思ったんだ。この難しい時期、新しいことを試してみたり、クリエイティヴなアイディアを表現しようと思っている人たちの背中を押すきっかけになれば、と願っているよ」と語った。

カネー=メイソン一家は先月、アンティグア・バーブーダ・ユース・シンフォニー・オーケストラを援助するため、そして親戚たちと会うために、アンティグア島を訪れる予定だった。ところが結果的に、5年ぶりにノッティンガムの自宅で、兄弟妹の全員が揃うことになった。
以来、彼らは毎週水曜と金曜の週2回、夕方5時半(英国時間)から Facebookライブ配信を行なっている。家族の日常の風景を見れることもだが、目玉はなんといっても自宅から兄弟妹たちが届ける「サロン・コンサート」。もともと19世紀にショパンやリストらによって人気になった、短い室内楽演奏だ。

シェクのオフィシャルFacebookページで視聴可能なビデオの第1回配信は、現在11万8千回以上再生され、世界中のファンからたくさんのコメントやメッセージで溢れている。どれも自然体で撮影された動画ばかりで、これまで立っていた世界各地の名だたる会場のステージから、今世界中の人々が過ごす“おうち”に場所を変えたイギリスきっての音楽一家によるオンライン授業、ソロ演奏、室内楽演奏、Q&Aコーナー、そして日常のひとコマを、視聴者は家にいながらにして楽しめる。

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