UVERworld、2018年末に開催した“男祭り”を4/30にWOWOWで放送

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撮影:鳥居洋介

東京ドームでの“男祭り”ライブが決定したUVERworld。WOWOWでは2018年末に開催された横浜アリーナでの“男祭り”をいち早く4月30日に放送する。

以下ライブレポート。

【ライブレポート】
2018年12月21日、横浜アリーナでUVERworldのライブ「UVERworld ARENA TOUR 2018 TAKUYA∞生誕祭 男祭り」が開催された。

2017年のTAKUYA∞生誕祭は、会場の半分を男性ファン、残りの半分を女性ファンというふうに座席を分けて、男祭り×女祭りという形で行ったが、今回は昼公演として日本武道館で“女祭り”を行い、場所を変えて夜公演で“男祭り”が行われた。

男性ファンで満員の横浜アリーナは開演前からものすごい熱気が充満していた。開演時間となり、紗幕にTAKUYA∞のシルエットが映し出されると、さらに会場は熱くなった。

ライブは「Q.E.D.」でスタート。「行こうぜ!」とファンを煽り、1曲目から会場中で大合唱となった。「7th Trigger」「WE ARE GO」「Don’t Think. Feel」を畳み掛け、ファンとの一体感を生み出していく。

「誕生日にして、今日が俺の命日でもいい!」というTAKUYA∞の言葉どおり、明日のことなど考えず、この日、このライブに全てをかけている覚悟が感じられた。

「お前らにそもそも祝ってもらいたいなんて思ってねえよ。俺が欲しいのは最高の一体感と情熱だよ」とファンに呼びかけるTAKUYA∞。それに応えるように、「ODD FUTURE」では会場を揺らさんとばかりに飛び跳ね、大きな歓声が響いた。

「PRAYING RUN」を歌い終えると、会場の熱気に感極まったTAKUYA∞は、滋賀で生まれ、挫折を繰り返しながらもミュージシャンになる夢を決して諦めなかった、と涙しながら語った。
 

「UVERworld ARENA TOUR 2018 TAKUYA∞生誕祭 男祭り」

後半、「誰かが声出すんじゃねえんだよ。あなたが声を出してくれよ!君が、てめえが、お前が声を出せよ!誰も感じたことのない一体感味わってみようぜ!」と叫び、「IMPACT」で完全な一体感を構築。「これからもいい音楽を作っていきますんで、楽しみにしてろよな!」と「7日目の決意」を聴かせた。

「女祭りも最高だった。でも、男同士にしかわからない気持ちもあるんだよ」と温かみのあるメッセージを伝え、この時、TAKUYA∞は「挑戦したいんだよ。男祭り、ドームでやろうと思ってるからさ」とドームでのライブを新たな目標として掲げていた。そして「在るべき形」を演奏。そこでライブは終了する予定だった。

「俺たちはアンコールはやらねぇ。でも、どうしても、どうしても、やりたい日があるんだよ!」と、「MONDO PIECE」を披露した。ファン同士、肩を組んで、体を左右に揺らして歌う様子は、TAKUYA∞がライブ中ずっと言ってきた“一体感”そのものだった。この光景、空気感は“男祭り”だからこそ作り上げることができたのではないだろうか。

この公演の模様は、4月30日21:00からWOWOWで放送される。一体感のある男だけの熱いライブを体感してもらいたい。さらに日本武道館で開催された「ARENA TOUR 2018.12.21 TAKUYA∞生誕祭 ~女祭り」、「ARENA TOUR 2016 TAKUYA∞生誕祭」、「TYCOON TOUR 2017 TAKUYA∞生誕祭」がそれぞれ5月に再放送されるなど、ファン必見のラインナップをお見逃しなく。

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