さだまさし、20年ぶりとなるセルフカバーアルバム2作品同時リリース

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昨年7月に「Reborn〜生まれたてのさだまさし〜」と題したオリジナル・アルバムを発表し、”今の自分に甘んじることなく「進行形のさだまさし」を追求していこう”、という思いを込めたその意欲作が話題を集める中、10月25日にはレコードデビュー45周年を迎えたさだまさし。そんなアニバーサリーイヤーにふさわしい作品が、来たる2019年5月に発売されることが決定した。

5月18日よりスタートする全国コンサートツアーに先駆けて発売となるニューアルバムは、「帰郷」(1986年発表)、「続帰郷」(1999年発表)以来となるセルフカバー作品で、タイトルを「新自分風土記Ⅰ〜望郷篇〜」、「新自分風土記Ⅱ〜まほろば篇〜」と題し、5月15日 2作品同時にリリースされる。

サブタイトルから推測されるとおり、「新自分風土記Ⅰ〜望郷篇〜」では故郷・長崎をテーマにした楽曲を軸に、「新自分風土記Ⅱ〜まほろば篇〜」は根強いファン人気をもつ奈良をテーマにした楽曲を軸にセレクト。どちらの作品にも共通してさだが込めた思いは「再生」で、”今の自分が解釈・咀嚼し、新たな楽曲として生み出す”ことにこだわって制作された、前作「Reborn」に共通する”新・自分”、”新・作品”となっている。

また、今作品はそれぞれ映像DVDを付属した初回限定盤とCDのみの通常盤の2形態でリリースされ、「新自分風土記Ⅰ〜望郷篇〜」付属DVDには長崎の浦上天主堂にてロケ撮影された「精霊流し」「祈り」「神の恵み〜A Day of Providence〜」や、地元コーラス隊との聖なるコラボレーション映像などを、「新自分風土記Ⅱ〜まほろば篇〜」付属DVDには東大寺二月堂での「修二会」・大仏殿での「償い」、春日大社での「生生流転」、飛火野での「まほろば」など、普段見ることの出来ない特別なロケーションでの歌唱映像など、どちらのDVDにも希少な映像をボリューム収録していく。

そんなさだは、現在「さだまさし アコースティックコンサート2019」で全国行脚中。また4月6日には「新羅慎二コンサート『桜が咲く頃に生まれた僕ら』」に、同11日には「若大将フェスティバル2019〜君にありがとう〜」、5月7日には「レキシ特別公演〜豪華絢爛レキシ歌絵巻」にゲスト出演していくことが決定している。

さだまさし本人コメント
昨年のオリジナルアルバム「Reborn」の後、スタッフから今度は自身の旧作を「Reborn」させたら?と言う意見。成る程、と20年ぶりのセルフカヴァーを決意。ピアノ中心の1枚とギター中心の1枚計2枚のアルバム22曲を選出。
「歌を故郷に帰す」という思いもあり、歌手人生45年をお守り戴いた御礼に春日大社に「まほろば」など、東大寺に「修二会」などを奉納させて戴き、長崎では浦上天主堂で「精霊流し」などを献歌しました。
現在の声で「通好み」の楽曲を歌い直しました。600曲ほど歌を作ってきましたから、これから「さだまさし」を聞こうと思っても「何をどれから聞けば良いやら」と思って下さる初心者の方にも、勿論「通」のあなたにもお勧めです。まずは聞いてくださいね。

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