TAKURO、2ndアルバムより「やすらぎのチセ」「鼓動」の先行配信スタート MV解禁も

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GLAYのTAKUROが、2月27日にリリースする自身2枚目となるソロインストアルバム「Journey without a map Ⅱ」よりリード曲「やすらぎのチセ」とGLAYの36枚目のシングルをインストアレンジver.にして収録した「鼓動」の先行配信を各音楽配信サイトでスタートした。

そして「やすらぎのチセ」のミュージックビデオも本日オフィシャルYouTubeにて解禁。チセはアイヌ語で家という意味であり、このTAKUROらしいメロウなスローバラードからは、タイトル通り自分が安らげる場所を感じさせてくれる。

ミュージックビデオの内容はGLAY 56thシングルの「愁いのPrisoner/YOUR SONG」に続き、全編LAにて撮影されている。LAの美しい風景、TAKUROの演奏シーン、そしてその土地に住む人々の日常を切り取った映像となっており、まるでショートムービーを見ているかのような気分にさせられる作品である。

現在TAKUROは撮影地であるLAに移住をしている。故郷北海道を思い描いて書かれた曲、そこに現在の“チセ”であるLAの日常を組み込んだ、まさに今のTAKUROが感じている情景が映像化されている。

また今作の監督を務めた岡村裕太からもコメントが届いている。

岡村裕太 コメント
チセとは先住民アイヌの伝統的な住居のことですが、これを自分の居場所、
やすらぎの場所、旅の先にたどり着いた「故郷」のようなものとしてとらえました。
故郷については、ロサンゼルスに10年以上生活している私も、よく考えるテーマです。
昨年から北海道夕張市でドキュメンタリーを撮影する機会があり、
故郷とは場所そのものだけではなく、人と人との繋がり、思い出、そして時間を超えて心の奥に存在することに気づかされました。
TAKUROさんも毎年夕張へ訪れているという不思議なご縁を、この遠く離れたロサンゼルスで感じつつ、皆さんが旅行雑誌で見ているようなロサンゼルスの姿とは異なる、街を支える人々の日常をTAKUROさんの音楽を通して映像にしました。

街の外装が変化しようとも、故郷である「チセ」は人との繋がりで形成され、我々の心の奥に存在していると思います。
ロックからジャズ、ジャズからその先へ、旅先の地で、チセの音色を奏でるTAKUROさんには、どのようなイメージが浮かんでいるのでしょうか。

TAKUROさんとスタッフ一同でロサンゼルスを周った思い出は、かけがえのない宝物です。
道端で出会う人々とすぐに打ち解け、優しい笑顔を向けるTAKUROさんから多くの事を学びました。
ありがとうございました。
 

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