スペシャ主催「SWEET LOVE SHOWER 2018」開催、過去最高動員となる75,000人が富士山のふもとで大熱狂

アーティスト

8月31日、9月1日・2日の3日間、夏の野外フェスティバル「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」が山梨・山中湖交流プラザ きららにて開催された。

1996年に日比谷野外大音楽堂でスタートし、通算23回目を迎えた「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」は、今年も全日程のチケットが早々にソールドアウトするプレミアム公演となり、合計で過去最高動員となる75,000人が山中湖畔で夏を締めくくった。

イベントレポート
8月31日から9月2日までの3日間、山梨県 山中湖交流プラザきららにて開催された「SWEET LOVE SHOWER 2018」。チケットは全日ソールドアウト、3日間合計で75,000人を動員する大盛況となった。

各日午前9時台、WATERFRONT STAGEでは”MORNING ACOUSTIC”アクトとして向井太一やMONO NO AWARE、TENDREら、FOREST STAGEのオープニング・アクトとしてKing GnuやBURNOUT SYNDROMES、CHAIら、それぞれ次世代を担っていくであろう新進気鋭アクトが展開された。

・8月31日
Mt.FUJI STAGEには、2年連続の出演となったヤバイTシャツ屋さんを皮切りにSKY-HI、BLUE ENCOUNTらが登場。トリを務めたレキシは、年々その数が増えていく稲穂が揺れる「狩りから稲作へ」など、終始“池ちゃん節”で観客を楽しませた。
 

レキシ

FOREST STAGEではCreepy Nuts、ポルカドットスティングレイらが熱いステージを繰り広げ、トリには初出演のROTTENGRAFFTYが抜擢。そして04 Limited SazabysやSiMなど、お昼頃からパンクアクトが続いたLAKESIDE STAGE。

ユーモア溢れる10-FEETのアクトでは、「goes on」でヤバTのこやまたくやが乱入するなど、予定調和なしのショーを繰り広げた。トリのMAN WITH A MISSIONは初っ端からキラーチューンを連発。惜しみなく吹き出すパイロ、夜空を打ち抜く何本ものレーザー光線も圧巻。
 

MAN WITH A MISSION

・9月1日
go!go!vanillasから幕を開けた2日目のMt.FUJI STAGEには、ORANGE RANGEやsumikaらが登場。UNISON SQUARE GARDENから始まったLAKESIDE STAGEでは、マキシマム ザ ホルモンが爆速で駆け抜けるようなステージで観客を熱狂させる。

そしてホルモンとほぼ同時刻、「チュートリアルの徳ダネ福キタル♪」のVJも務めるチュートリアル 徳井率いる、鶯谷フィルハーモニーがついにラブシャ初降臨。ボーカルの徳井が時に爽やかに、時にエモーショナルに、抑えきれない欲望の数々を歌い上げた。

陽が傾き始めた頃、FOREST STAGEに登場したDAOKOは「打上花火」で幻想的なムードを醸し出し、Nulbarichは夜の野外という絶好のチル空間にピッタリなグッド・ミュージックを届ける。そしてLAKESIDE STAGEラストは、昨年に引き続きサカナクション。レーザー光線が幾重にも重なる演出と圧倒的なステージングで1日を締めくくった。
 

サカナクション

・9月2日
最終日のFOREST STAGEには、Age Factoryやあいみょんらが登場。トリを飾ったceroは幅広い音楽性を感じさせる楽曲群でステージを彩る。
 

あいみょん

yonigeやSUPER BEAVERらが熱演を繰り広げたMt.FUJI STAGEのトリは、KICK THE CAN CREW。「千%」に始まり、彼らの御株ともいえるハッピー&アッパーなヒット曲を展開。
 

Suchmos

My Hair is Badをトップバッターに迎えたLAKESIDE STAGEは、5年ぶりの出演となったONE OK ROCKが登場。続くSuchmosがキラーチューンを連投し、正真正銘ラストの大トリは、エレファントカシマシが担当。宮本浩次の圧倒的な歌声に乗せて名曲の数々を届け、1日の疲れも吹き飛ぶパワフルなステージで、明日から頑張るための活力を与えてくれた。
 

エレファントカシマシ

スペースシャワーTVでは、9月29日、10月6日、10月13日に3週連続でこの模様を3時間ずつオンエア。会場に行けた人も行けなかった人も、75,000人が集まった当日の熱気を体験できること間違いなし、合計9時間の特別番組をお見逃しなく。

Text by Billboard JAPAN

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