TikTokとレコード会社の契約

コラム 高橋裕二の洋楽天国

TikTokとレコード会社の契約について、米経済誌ブルームバーグが伝えている。

それによると、大手レコード会社(ユニバーサル、ソニー、ワーナー)との契約が間もなく切れるという。レコード会社側は、TikTokの売り上げが2021年の40億ドルから2022年が3倍の120億ドルになると見ている。レコード会社の幹部はブルームバーグ誌に、「フェイスブックやYouTubeなど、多くの視聴者を持つ他のプラットフォームと同様の関係に基づいて、TikTok は既存の契約の2 倍から10倍の金額を支払うべきだ」と語った。

これに対しTikTokの主張は、「スポティファイのようなストリーミング サービスではなく、プロモーション ツールである。レコード会社は我々を、レコードを売るための道具として使っている」だそうだ。

ブルームバーグ誌は、「レコード会社はTikTokと2年前に契約した。当時と比べ状況は大きく変わっている。それとトリッキーなのは、TikTokの親会社が中国企業という事だ」とコメントしている。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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