コーチェラ・フェスも決行

コラム 高橋裕二の洋楽天国

コロナウイルスのため、コーチェラ・フェスティバルは2年連続の中止となっていたが、昨日フェスの事務局は、今年(2022年)は4月15~17日と4月22~24日に開催すると発表した。

コーチェラ・フェスティバルは毎年、世界の野外ロック・フェスティバルの先陣を切って、4月にカリフォルニア州インディオのコーチェラ・ヴァレーで開かれる。1999年からスタートした。音楽業界関係者は出演アーティストに注目をする。インディーズのアーティストやダンス・ミュージックのラインナップが充実している。イギリスやヨーロッパのアーティストも多い。各国のロック・フェス主催者は自らのフェス出演者を決めるショーケースの場でもある。

金曜日のトリはハリー・スタイルズ(27歳)。土曜日はビリー・アイリッシュ(20歳)。日曜日はYeことカニエ・ウエスト(44歳)に決まった。

ハリー・スタイルズは元ワン・ダイレクションのメンバーの中で圧倒的な人気を誇る。

アメリカの音楽興行業界誌ポールスターが、2021年の全世界での音楽興行収入(チケット売り上げ)を発表した。コロナ禍でもダントツの1位はローリング・ストーンズだった。1$110円で換算した。

1位)ローリング・ストーンズ 127億円
2位)ハリー・スタイルズ 98億
3位)ヘラ・メガ・ツアー 74億円
4位)イーグルス 70億円
5位)デッド&カンパニー 55億円

2枚のアルバムはいずれもビルボード・アルバム・チャートで1位になった。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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