「Power To The Pop 2」というコンピレーション・アルバム

コラム 高橋裕二の洋楽天国

昨日(9月8日)、ソニーミュージックから「Power To The Pop 2」というコンピレーション・アルバムが発売された。セールス・ポイントは以下だ。

「カヴァーでもない、コピーでもない、誰もが納得の有名曲から隠れた名曲までBeatleDNAを受け継ぐ楽曲の数々を世界中からレーベルを越えて集めた、すべてのポップ・ファンに贈る日本独自企画コンピレーションCD第2弾!」

「大好評だった2019年11月発売第1弾に続く今回は、前回収録できなかった XTC、ニック・ロウ、ザ・コーギス、エミット・ローズ、レニー・クラヴィッツに始まり、あのマルーン5の前身バンド・カーラズ・フラワーズや、ジェット、パニック!アット・ザ・ディスコまで。そして、本物のBeatleDNA=ジュリアン・レノン、ジェイムズ・マッカートニーやショーン・レノンの最新プロジェクトも収録」

「DISC1は弾けるポップ・チューンや極上のメロディを集めた60年代初期〜中期「赤盤」イメージ&DISC2ではXTCの変名バンド、デュークス・オブ・ストラトスフィア、オアシスからケミカル・ブラザーズまで、めくるめくサイケ、メロトロンを中心とした60年代中〜後期「青盤」イメージ。王道曲、マニア納得の選曲から、近年のポップ職人たちによる秘蔵の一曲まで2枚組CDに可能な限り40曲詰め込んだ究極のBeatleDNA、再び集結!本当にイイ曲ばかりです」

原盤権を持つ相手方を説得してコンパイルする。40曲もまとめた労力は半端じゃない。当ブログの筆者も昔、レコード会社の洋楽に籍を置いたから、40曲と聞いて、うなるしかない。

ストリーミング時代に、このCDは聴き手に「小宇宙」を作る。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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