JOYSOUND年間カラオケ2022、優里「ドライフラワー」2年連続首位 アーティストではヒット曲連発のAdoが初の頂点に

チャート エクシング

エクシングは12月5日、「JOYSOUND」シリーズ、および「UGA」シリーズにて歌唱された楽曲の回数に基づき集計した「2022年JOYSOUNDカラオケ年間ランキング」を発表した(集計期間:2022年1月1日~11月20日)。

今年の楽曲ランキング(総合)の頂点を掴んだのは、優里「ドライフラワー」。2年前に出演し、ブレイクのきっかけとなったYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の再生回数は1億回を突破。カラオケにおいても、その勢いはとどまることなく、2年連続で首位を堅持した。

2位には、昨年末からミュージックビデオや歌詞がSNSで話題を呼び、若年層からの支持を獲得したSaucy Dog「シンデレラボーイ」が、昨年圏外からランクアップ。ここ数年は、TikTokやYouTubeをはじめ、SNSからヒットが誕生する傾向が続いている。また、8位のAimer「残響散歌」、16位のマカロニえんぴつ「なんでもないよ、」、30位のAdo「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」など、昨年から今年にかけてリリースされた楽曲がTOP30に9曲もランクインするなど、新たなカラオケヒット曲も誕生している。

アーティストランキング(総合)首位に輝いたのは、楽曲ランキング(総合)でTOP30に4曲ものランクインを果たしたAdo。映画『ONE PIECE FILM RED』に登場する歌姫・ウタの歌唱パートを担当し、圧倒的な存在感を発揮。本作の主題歌や劇中歌も若年層を中心に支持を受け、堂々の1位に輝いた。いま、若い世代から注目を集めるバンド、Saucy Dogは昨年圏外から6位にランクアップ。このほか、マカロニえんぴつが9位、Aimerが11位、Vaundyは16位、King Gnuが18位と、複数のアーティストが昨年から大きく順位を上げ、TOP20入りを果たした。

2022年発売曲ランキング(総合)では、TVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編のOP曲として注目を集めたAimer「残響散歌」が、上半期の勢いをそのままに首位を獲得。TVアニメ「SPY×FAMILY」OP主題歌のOfficial髭男dism「ミックスナッツ」が2位、Adoが歌う映画『ONE PIECE FILM RED』の関連曲がTOP10に4曲ランクインと、アニメソングのヒットが目立った1年に。4位の優里「レオ」、5位のSEKAI NO OWARI「Habit」、7位のぬゆり feat.flower「ロウワー」、8位のきゃない「バニラ」など、TikTokの歌ってみた動画などで注目を集めた楽曲も上位に。

アニメ/特撮/ゲームランキングでは、カラオケの定番曲の高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」が1位。本楽曲は、通信カラオケ誕生から30年間で、最も歌われた楽曲としても首位に輝いた。「SPY×FAMILY」OP主題歌のOfficial髭男dism「ミックスナッツ」は、リリースからわずか約7ヶ月で5位を獲得。「鬼滅の刃」をはじめ、国内外で大ヒットを記録した映画『ONE PIECE FILM RED』の関連曲が複数曲ランクインを果たしている。

2022年発売曲ランキング(アニメ/特撮/ゲーム)では、「鬼滅の刃」遊郭編OP曲のAimer「残響散歌」が1位、「SPY×FAMILY」OP主題歌のOfficial髭男dism「ミックスナッツ」が2位と、大ヒットアニメの主題歌が上位を席巻。なかでも存在感を示したのが、圧倒的な歌唱力を誇り、絶大な支持を集めているAdo。映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌・劇中歌をはじめ、TOP10に6曲がランクインを果たし、上位を占める結果に。SNS発のバズりマンガとして話題になり、TVアニメ化された「王様ランキング」第2クール OP曲のVaundy「裸の勇者」も8位を獲得。

ネット発アーティスト楽曲ランキングでは、首位の「夜に駆ける」をはじめ、「怪物」「群青」がTOP10入りを果たし、変わらぬ人気を示したYOASOBI。若年層の支持が厚いAdoも、TOP20に9曲もの楽曲がランクイン!元カップルYouTuberの夜のひと笑い「ミライチズ」、MAISONdes「ヨワネハキ feat. 和ぬか,asmi」は、TikTokの踊ってみた動画などで人気を博し、大幅にランクアップ。

VOCALOIDランキングは、2018年から3年連続の首位を獲得するも、昨年はKanaria「KING」に1位を譲ったバルーン「シャルル」がトップに返り咲き。2016年の楽曲公開以来、若年層から圧倒的な支持を獲得し、カラオケ定番曲としての地位を確立している。Ado、まふまふ×天月-あまつき-、莉犬をはじめとしたアーティストがカバーしたことで注目を集め、圏外から2位に急上昇を遂げたのは、ピノキオピー「神っぽいな」。初登場9位を獲得したぬゆり feat.flower「ロウワー」をはじめ、TikTokで人気の楽曲も上位にランクインを果たしている。

演歌/歌謡曲ランキングは、今年も石川さゆり「津軽海峡・冬景色」「天城越え」がワンツーフィニッシュ。続く3位は、テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」、4位は吉幾三「酒よ」と、順位の入れ替わりはあるものの、往年の名曲が変わらぬ人気を示した。なお、今年リリースされた楽曲の首位は坂本冬美「酔中花」。

2022年発売曲ランキング(K-POP/韓国曲)では、Kep1er「WA DA DA」が上半期に続き、首位獲得。このほか、NMIXX、LE SSERAFIM(ルセラフィム)と今年デビューしたばかりのグループのランクインが目立った。

2022年発売曲ランキング(K-POP/韓国曲ランキング)1位 Kep1erコメント

私たちのデビュー曲「WA DA DA」を本当にたくさんの方に歌っていただいているんだなという事を実感して、とても嬉しく光栄に思います。

2022年は 9月に日本デビューをして、たくさんの日本のKep1ianの皆さんと会うことができました。
一つ一つの活動が心に残っていて、本当に幸せな時間でした。

2023年も良い音楽とパフォーマンスをお届けできるように頑張りますので、これからもたくさんの応援をよろしくお願いします。

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