IMCJ、無料通訳付で海外の企業とミーティングできるオンラインカンファレンス「グローバルミュージック・ネットワーキングサミット」開催

ビジネス 音楽業界

Independent Music Coalition Japan(IMCJ)は、12月2日・3日の2日間、「海外のパートナーとつながることで作る日本の未来」をテーマに、海外の企業との無料通訳付でオンラインミーティングができるセッションを含む新しいタイプのカンファレンス「IMCJグローバルミュージック・ネットワーキングサミット」を開催する。

世界第二位の音楽マーケットといわれる日本では、これまで国内市場からだけで十分な収入を得やすい状況にあり、海外を意識する必要はあまりなかった。

しかし、ストリーミングサービスが、音楽市場をグローバルなものにした今、グローバルビジネスの構造を理解せずに、日本の市場、商慣習だけを見ていては、今後、世界レベルで動いているDSPでの再生回数やファンベースの獲得という意味で、どんどん不利になっていくことが予想される。

つまり「海外のことはメジャーなど大きな会社に任せればいい」ではなく、すべての日本の音楽業界関係者が、自社のビジネスをグローバル目線で考える必要がある。幸い、そうしたことを一緒に考えてくれるパートナーは、世界中にいる状況であり、また英語など言語の問題を除けば、今は、世界中の人とオンラインで気軽に会議ができるので、そうしたパートナー作りが圧倒的にやりやすくなっているといえる。

そこで、IMCJでは、普段海外の企業とのやりとりをする機会が少ない日本の音楽業界関係者のために、海外の企業との無料通訳付でオンラインミーティングができるセッションを含む新しいタイプのカンファレンス「IMCJグローバルミュージック・ネットワーキングサミット」を開催する。

このカンファレンスは、通常のカンファレンスのパートと、1対1のミーティングが無料の通訳付きでできるネットワーキングセッションのパートの2つによって構成され、カンファレンスパートでは、今なぜグローバル単位でビジネスを考えなければならないのか、それをしていくためのパートナーにはどういう人たちがいるのか、などを取り上げるセッションを行う。ネットワーキングセッションは、事前申込制とし(IMCJ会員優先)、所定の申込フォームで記入してもらったリクエストに基づいて、1対1のミーティングの調整を行う。

IMCJは、「この2日間にわたるプログラムが、日本が持つ、より大きな可能性を体験するきっかけになれば幸いです」としている。

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