ヤマハ、“新しい生活様式”に対応したサービスを作れる「SoundUD音響通信モジュール」提供開始

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“新しい生活様式”に対応したサービスの例
“新しい生活様式”に対応したサービスの例

ヤマハは、1~2mのソーシャルディスタンスを保った“新しい生活様式”に対応したサービスを作れる「SoundUD音響通信モジュール」の提供を6月9日より開始した。

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言が解除された現在も、感染拡大を予防するための“新しい生活様式”が求められているが、決済時のやり取り、通勤通学時の移動、タッチパネル式のメニューやチケット販売機など、社会生活を送るうえでソーシャルディスタンスの確保や接触を避けた生活が難しい場面がある。

そこで、生活の様々なシーンで提供されている既存のアプリやサービスに組み込むだけで、サービスの魅力はそのままに、他の通信方式では難しかったサービスの非接触化や、一度に1対多の素早いやり取りを実現する機能を簡単に追加できる「SoundUD音響通信モジュール」の提供を開始した。

「SoundUD音響通信モジュール」では、300を超える企業や団体によって共通規格化され、一般社団法人音響通信協会が認定している音響通信技術を使用しており、この技術を活用したキャッシュレス決済や、電車の混雑緩和サービス、ポイントカードアプリなどのサービスが次々と始まっている。今回のモジュール提供によって、こうしたサービスの構築がより容易に行えるようになる。

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