イーライセンスら3社、アジア圏におけるコンテンツ流通事業会社を台湾に設立

ビジネス

イーライセンス、スペースシャワーネットワーク、アジア・コンテンツ・センター
イーライセンスとスペースシャワーネットワークおよびアジア・コンテンツ・センターは、アジア圏のデジタルコンテンツ権利処理及びコンテンツ流通促進の拠点として、One Asia Music Inc.を設立した。

スペースシャワーおよびACCのコンテンツ及び著作権のライセンス事業に、イーライセンスの著作権管理事業のノウハウを組み合わせ、日本を含むアジア各国のコンテンツ企業をバックアップし、その優れたコンテンツの相互流通を促進する。

まず、One Asia Musicは、2013年9月20日に、エイベックス・エンタテインメント及びエイベックス・ミュージック・パブリッシングとサブパブリッシング契約を締結し、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、中国における著作権開発及び管理を開始する。

イーライセンスは 2009年からエイベックスのアジア拠点における著作権印税計算業務をサポートすべく、印税計算システムを開発し、エイベックス台湾にライセンス供与し、アジア圏に向けられた音楽出版事業の発展に尽力してきたが、このアジア圏の音楽許諾チャネルを、広く開かれたデジタルコンテンツ流通プラットフォームとして新たに再構築すべく、今回の契約締結に至った。

One Asia Musicは韓国やタイの有力コンテンツホルダーの著作権管理代行業務を実質的に開始しており、今後はスペースシャワー、ACC及びエムシージェイピー(イーライセンス子会社の音楽出版社)とのサブパブリッシング契約を締結するとともに、多国籍版権管理システムを通じて、デジタルコンテンツ流通プラットフォームとしての機能をアジア各国の権利者に広く提供していく。
 

<サービスイメージ>

One Asia Music Inc.サービスイメージ

新会社概要
会社名:One Asia Music Inc.
現地社名:酷亞音樂股份有限公司
設立日:2013年8月12日
資本金:440万台湾ドル(約1500万円)
株主構成:株式会社イーライセンス
     株式会社スペースシャワーネットワーク
     株式会社アジア・コンテンツ・センターの関係会社より資本参加(近日中)
代表者:代表取締役社⻑ 齋木 努
事業内容:音楽出版事業、アジア向けコンテンツプラットフォーム

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