鹿野淳主催「音小屋」がコース別に、より専門的な講義を実施

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音小屋

鹿野 淳が主催する音楽ジャーナリストを育てるための養成所「音小屋」が、10月より大きくシステムを変更する。これまでの1クラス制から、「音楽ジャーナリスト」「イベントプロデュース」の2クラス制となり、半年間の長期にわたる専門的な講義を実施していく。

講義はより現実的なプロセスの授業となり、半年の内に、受講者が行ったインタビューを掲載した本の制作、1500人〜2400人規模のイベントのプロデュースを行うそうだ。

各講義120分程度で全18回の受講となる。受講料は月謝制で、1ヶ月 12,000円(税込)。高校2年生(16歳)以上であれば誰でも参加できるが、各科との定員は12名となっている。応募締切は8月29日(水)。
 

今年の4月より開講した、音楽ジャーナリスト養成学校「音小屋」は、現在第三期の生徒達に音楽をメディア化する事のすべてを伝えています。この号が発売する頃には初の大阪講習も終わり、ようやく一周した気持ちになっています。初回から予想以上の応募と反響を頂き、実際に入学された人達も特別な意識をすべて吐き出しながら授業に臨み、ここから生み出せるジャーナリズムが必ずあると、開講する前以上の確信を抱いています。

 半年を過ぎた音小屋は、新しいフェーズへと向かおうと思います。今までは2ヶ月の間にライターやWEBやイベントやフェスなどを6回に分けてそれぞれレクチャーする、入門編としてのものでしたが、10月からは「音楽ジャーナリスト」と「イベントプロデュース」の2つに分けて募集し、半年もの長期の中でそれぞれのプロパーを生み出す、今まで以上に突っ込んだ講習を行います。

 具体的に「音楽ジャーナリスト」科では、取材からレビューから何から何までを半年でやれるようになり、最終的には「一冊の本」を完成させようと思います。そして「イベントプロデュース」では、来春に1500人規模から2400人規模のライヴハウスでのイベントを開催し、そこに向けてのノウハウとアイディアをすべて伝授しようと思います。

 生徒がみんな、音小屋を卒業しても自分で本を出したり、イベントを開いたりできるようになるまで授業を続けていくので、期間も「半年間」と長くなります。今回の授業は1ヶ月毎に授業料を納めてもらうやり方なので、半年間続けずに途中でリタイアしてもルール違反にはなりませんが、前述したように一冊の本、一つのイベントという明確な出口に向かって行くので、よほどの事が無い限り、半年間共に歩んで欲しいと願います(逆に半年以上の継続は無いものだと思って下さい)。

 あなたを音楽ジャーナリスト、イベントプロデューサーにします。応募、待ってます。

 鹿野 淳

 


「音小屋」概要
日程(全18回)
2012年10月〜12月 毎週第1・2・3土曜日
2013年1月〜3月 毎週第2・3・4土曜日
第1回 10月6日(土)
第2回 10月13日(土)
第3回 10月20日(土)
第4回 11月3日(土)
第5回 11月10日(土)
第6回 11月17日(土)
第7回 12月1日(土)
第8回 12月8日(土)
第9回 12月15日(土)
第10回 1月12日(土)
第11回 1月19日(土)
第12回 1月26日(土)
第13回 2月9日(土)
第14回 2月16日(土)
第15回 2月23日(土)
第16回 3月9日(土)
第17回 3月16日(土)
第18回 3月23日(土)

時間:イベントプロデュース:13:00〜15:00/音楽ジャーナリスト:16:00〜18:00
受講時間:各講義120分程度
受講料:月謝制 ひと月12,000円(税込)
会場:株式会社FACT会議室(東京都世田谷区北沢2-14-16 北沢プラザビル4F)
参加資格:高校2年生(16歳)以上の方
持ち物:筆記用具、受講料 ※ブログやツイッターでの掲載等、二次使用されなければ小型の録音機材の持ち込みも可能です
定員:各科12名ずつ(定員を超過した場合、選考をさせていただきます)
応募方法:オフィシャルサイトより、エントリーシートをダウンロードしてください。メール又は郵送にて、応募を受け付けております。その他、詳細はオフィシャルサイトをご覧ください。
選考通知日程:9月中旬を予定します。それまでに合否の通知が届かない場合は、お手数ですが音小屋のメールアドレスotokoya@fact-mag.comまでその旨をご連絡ください。
応募締め切り:2012年8月29日(水)※当日消印有効
オフィシャルサイト:http://www.musica-net.jp/otokoya/

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