ファイル交換ソフトの実態調査まとまる~ソフト利用者が減少
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、社団法人日本レコード協会(RIAJ)、日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、2009年に実施した「ファイル共有ソフト利用実態調査」の結果を取りまとめた。
今回の調査では、ファイル共有ソフトの「現在利用者」がインターネット利用者の9.1%という結果となり(2008年9月の調査では10.3%)、5年ぶりに減少した。
利用率低下の要因としては、本年6月12日に成立した改正著作権法(2010年1月1日施行)について、ファイル共有ソフトの「現在利用者」のおよそ4人中3人(74.7%)が何らかの認知をしているほか、「過去利用者」がファイル共有ソフトの利用をやめた理由のうち、「違法コンテンツのダウンロードが違法化されると聞いた」が15.6%であることなどから、違法配信からのダウンロードを違法とする著作権法改正の影響が少なからずあるものと推定される。
なおアンケート調査概要はhttp://www2.accsjp.or.jp/activities/pdf/p2psurvey2009a.pdf、クローリング調査概要はhttp://www2.accsjp.or.jp/activities/pdf/p2psurvey2009b.pdfからダウンロード可能。
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