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【ライブレポート到着】Etoneige、1stライブで魅せた新星の輝き

アーティスト

数々のメンズアイドルグループを輩出するWAIWAI inc.の新星、Etoneigeの1st Live「僕たちがEtoneigeです!!!!!」が、8月31日に大手町三井ホールにて開催。ぴあ株式会社が制作を担当した。

かつて、9bicのメンバーとして圧倒的な存在感を示していた双葉小太郎がプロデュースする新グループの初ライブとあり、チケットは完売。会場に駆けつけたファンに、そのきらめくエネルギーを降り積もらせた。

以下はライブレポート。

メンバー一人ひとりをフィーチャーしたオープニングを経て、ショータイムがスタート。グループ名を冠した楽曲「Etoneige」で華やかにステージの幕を開けた。客席後方まで視線を送る余裕と堂々とした振る舞いは、初ライブとは思えないほど。サビで響き渡るユニゾンのまとまりも抜群で、結成から数ヶ月で確かな結束を築いたことがうかがえた。続く「誰にも渡しません!」では、直前とは印象を一変させ、エネルギッシュなパフォーマンスを披露。双葉小太郎が歌のニュアンスを巧みに操り、金子蒼央はとびきりの愛嬌を込めた「だーいすき」で観客を魅了した。5人はすでに、惜しみなく全力を注ぐことと個性を表現することを両立させていた。

双葉小太郎

金子蒼央

最初のMCでは、メンバーそれぞれが自己紹介を行った。どこか緊張を感じさせる無邪気な様子は、初ステージ特有の雰囲気を醸し出す。この日、以前に金子が所属していた8iperの「なんでこうなっちゃった!?」をカバーする一幕も。元々はビビッドな楽曲が、Etoneigeのパフォーマンスにより儚げなポップへと変化した。歌詞とリンクさせながら表情を豊かに変え、彼らなりの魅力を開花させた。

オーディエンスとのコール&レスポンスのレクチャーを経て、会場一体となって盛り上がったのは「どきわくわんだーらんど」だ。北川玲叶はキュートにカメラにアピールし、大福優斗は持ち前の真っすぐさを力強い動きに乗せ、西野陽向は決意の固さを瞳に輝かせた。ビートチェンジや転調が盛りだくさんの「我ら令和アイドルエトネージュです!」も器用に乗りこなし、“何度も君に会いに行く”と真心を込めて伝えきった。本編の最後には、この日2度目となる「Etoneige」を披露。終盤になり緊張も解けたのか、オープニングよりもリラックスした雰囲気が漂った。その穏やかなムードの中で、明るく純粋なグループの個性が一層輝きを放った。

大福優斗

北川玲叶

西野陽向

アンコールでは、メンバーカラーのTシャツに着替えた5人が客席から登場。「どきわくわんだーらんど」を歌いながら、会場を巡り歩いた。目の前のファンと視線を交わし、求められたファンサービスに応じ、カメラへのアピールも怠らない。初めての場内でのパフォーマンスを伸び伸びと楽しみ、“世界を揺るがすプリンス”の片鱗を見せた。

初ライブならではの初々しさがありながら、長年活動してきたグループのような安定感も見せたEtoneige。まだ始動したばかりだが、早くも5人は自分たちのカラーをつかみ始めている。何ものにも染まれる純粋さと、そこにいるだけで誰かを照らすような存在感は、まさに彼らの特色と言えるだろう。サイリウムの光を雪道に反射させながら、彼らが今後どのような景色を創り上げていくのか、期待が膨らむ。

セットリスト

M1. Etoneige
M2. 誰にも渡しません!
M3. なんでこうなっちゃった!?(Etoneige ver.)
M4. どきわくわんだーらんど
M5. 我ら令和アイドルエトネージュです!
M6. Etoneige
M7. どきわくわんだーらんど

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