五十嵐ハル
シンガーソングライター・五十嵐ハルのニューシングル「ノーネーム」が本日8月6日にリリースされた。
五十嵐ハルは“元警察官”という異色の経歴を持つミュージシャン。高校時代からバンド活動を行い、解散後にDTMをきっかけにソロアーティストとしての活動をスタートさせた。生活の中で感じる憂鬱や違和感を、まっすぐに吐き出すような楽曲スタイルが特徴で、これまでにも日々の不安や社会への本音を代弁するような作品を数多く発表。世代を問わず、多くの共感を集めてきた。
警察官となった後も音楽活動を諦めきれず音楽の道へ進むことを決意。日々音楽制作に打ち込みながらSNSを軸に発表を重ね、2024年には「めんどくさいのうた」がSpotify Japan急上昇チャートやバイラルTOP50入りを果たす。続く「少しだけ」も各種チャートを席巻し、Billboard JAPAN Heatseekers Songsでは初登場1位&3週連続首位を獲得。国内最大級の音楽アワード「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」では最優秀ニュー・アーティスト賞にもエントリーするなど、注目度が高まっている。
今回のニューシングル「ノーネーム」は、“自分だけが何者にもなれない”と感じる劣等感や、“普通”というあいまいな価値観に縛られて生きることへの違和感、夢を語ることすら恥ずかしく感じてしまう空気感を、率直かつ繊細に描き出した一曲。
五十嵐ハル本人は、本作について「どうせいつか死ぬ人生なら、それまで好きなことをして生きていたい。周りの目をいくら気にしても、その人たちが責任を取ってくれるわけじゃない。言ってしまえば、無駄なストレスでしかない。当たり前に社会に馴染むことを“当たり前”としないで欲しい。これは、“当たり前から少し外れた人間”のための曲です」と語っている。
ジャケット写真は、五十嵐ハルのグッズやMVも手がけるデザイナー・mito氏が歌詞からインスピレーションを得て制作。社会に馴染もうと足掻いた痕跡として、ぐしゃぐしゃになった履歴書が青空に舞う、強い印象を残すビジュアルに仕上がった。
あわせて本日午前0時より公開されたミュージックビデオも、mito氏がディレクションを担当。シンプルな構成の中で、歌詞の持つメッセージがより立体的に伝わる映像作品となっている。
楽曲、ジャケット、MV、すべてに込められた想いをぜひ体感してみてほしい。
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