ちゃんみな
ちゃんみなが、自身最大規模となる単独公演『AREA OF DIAMOND 3』の千秋楽を7月7日(月)に大阪城ホールにて開催。40万通以上の応募が集まり、全会場即日完売のプレミアムチケット化したツアーが大団円のうちに無事完走を迎えた。
また千秋楽のMC中に、来年2月から7都市14公演を回る、自身初のアリーナツアー『AREA OF DIAMOND 4』の開催も発表した。
オフィシャルレポート
本ツアーは5月2日の静岡・アクトシティ浜松からスタートし、2ヶ月かけて全国12都市14公演を回ってきたもので、ちゃんみなとしては自身最大規模の単独公演でもある。
オープニングではステージ上方にルビーに見立てた巨大なオブジェが出現。「AREA OF DIAMOND 3!! TOUR FINAL!!」という雄たけびとともに、内側からルビーを蹴破り、粉々になった破片が飛び散ると同時に1曲目「^_^」がスタート。ド派手な演出でライブは始まった。「ハレンチ」「FORGIVE ME」と冒頭から観客のテンションは最高潮に。
「大阪でファイナルを迎えるのは初めてです、大阪のみんな、会いたかったよ」と呼びかけ、長きにわたり走り抜けてきたツアーについて「今回のテーマは、ルビーです。ルビーは勝利という意味が込められています。勝利とは何か?誰かに勝つことではなく、自分に勝つことです。その姿をお見せします。今日は喉を嗄らしても別にいいので!ファイナルなので!」と会場を鼓舞した。
そんなちゃんみなの呼びかけに、満員のオーディエンスは大歓声で応える。ミュージックアワードジャパンのパフォーマンスで披露した、椅子取りゲームに勝利し玉座に鎮座するコレオグラフが特徴的な「KING」、大人気のお尻シェイクでフロアを沸かせる「B級」、フェザーショールとジュリ扇でバブリーなムードを漂わす「君からの贈り物」など、一気にフロアを盛り上げる。バンドの演奏は迫力があり、12人のダンサーは息の合った美しいダンスを披露する。
「花火」や「Never Grow Up」、さらには映画『か「」く「」し「」ご「」と「』主題歌の新曲「I hate this love song」を優しい歌声で歌い上げると、ステージにはちゃんみなの夫であるASH ISLANDが登場。大きな歓声に包まれる中、ふたりのコラボ楽曲である「20」と日本語ver.の「OST」をちゃんみなと熱唱した。手を取り合い、目を合わせて歌う姿の美しさに観客は酔いしれた。
ライブ中盤では、彼女がプロデュースする話題の7人組ガールズグループ・HANAも登場。割れんばかり歓声の中、「Drop」「ROSE」の2曲を、デビュー3ヶ月とは思えないほどの高クオリティで披露してフロアをさらに盛り上げた。
その後は、極道の事務所風のセットで日本刀を片手に歌う「命日」や、「美人」などを次々と披露。昨年”No No Girls”プロジェクトのテーマソングとしてリリースした「NG」のイントロが会場にかかると、地鳴りのような歓声とシンガロングが巻き起こった。
本編ラストの新曲「WORK HARD」では、ランニングマシーンを計9台使用してワークハードしている様を表現するだけでなく、天井から吊るされたワイヤーで逆さ吊りにされて移動しながら歌うなど、フロアから悲鳴にも近いどよめきが起こるほどのド派手な演出で格の違いを見せつけた。
その他にも、「ハレンチ」「Angel」「ダリア」などの代表曲、アンコール含め全23曲を披露。圧巻のパフォーマンスで約1万人のオーディエンスを魅了した。
アンコール中には「このツアーを回る中で、ヨシっと思い、決めたことがあります、2026年「AREA OF DIAMOND 4」を7都市14公演、アリーナで開催させていただきます!」と語り、さらなる大きなステージに進むことを最愛のファンの前で発表。ツアーは彼女の今後に対する大きな期待とともに幕を閉じた。
また、各DSPにて順次、千秋楽・大阪城ホール公演のセットリストが公開予定。そちらも併せて楽しんでほしい。
撮影=田中聖太郎
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