アトランティック・スターのウェイン・ルイスが死去、享年68歳

米R&Bグループ、アトランティック・スターの創設メンバーでキーボーディストのウェイン・ルイスが5日に死去した。68歳だった。1980年代後半から1990年代初頭にかけて「オールウェイズ」「シークレット・ラヴァーズ」「マスターピース」などのヒット曲を生み出したグループの成功を支えたウェインの訃報は、バンドの公式フェイスブック・ページで発表されたが、死因は公表されていない。
ニューヨークで弟のジョナサンとともにアトランティック・スターを結成したウェインは、数々のメンバーチェンジを経ても中心メンバーとして活動を続けた。1978年にデビューアルバムをリリースしたが、ブレイクしたのはその約10年後だった。
1987年のシングル「オールウェイズ」は全米シングルチャートとR Bチャートで1位を獲得し、バンドの名声を不動のものとした。1992年の「マスターピース」も全米ポップチャートとR Bチャートで3位にランクインするヒットとなった。
近年はジョナサン、甥のシャマ・カーター、ボーカリストのメレッサ・ピアースと共にアトランティック・スター・バンドとしてアメリカでツアーを続けていたウェイン・ルイスの死は、多くのファンや音楽関係者に惜しまれている。
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