アリス・イン・チェインズ、メンバーの「健康上の緊急事態」により全米ツアーの残りの日程をキャンセル

米ロックバンドのアリス・イン・チェインズが、ドラマーのショーン・キニーの「命に別状はない健康上の緊急事態」により、全米ツアーの残りの公演をキャンセルした。バンドはキニーの健康状態を最優先するため、5月8日にコネチカット州アンキャスビルのモヒガン・サン・アリーナで予定されていた公演を中止した。さらに、テネシー州ナッシュビルやアラバマ州ドーサンでの公演もキャンセルとなり、ニュージャージー州のMMRBQ、オハイオ州コロンバスのソニック・テンプル、フロリダ州デイトナビーチのウェルカム・トゥ・ロックビルといったフェスティバルへの出演も取りやめることが決定した。
モヒガン・サン・アリーナでの公演は、昨年4月にラスベガスで開催されたシック・ニュー・ワールド・フェスティバル以来、約1年ぶりのヘッドライン公演となる予定だった。
公演中止に際し、バンドはソーシャルメディアに声明を掲載し、「本日モヒガン・サン・アリーナでのサウンドチェック後、ショーンが命に別状はない健康上の緊急事態に陥りました」「誠に申し訳ございませんが、今夜の公演はキャンセルせざるを得ません。ご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とファンに謝罪した。
なお、7月5日に英国バーミンガムのヴィラ・パークで開催されるブラック・サバスの再結成ライブへの出演は、現時点では中止されていない。
© BANG Media International
広告・取材掲載