三浦大知、沖縄と人工衛星のつながりを体験する特別動画を公開 「だいち」シリーズ衛星のイメージソング「ALOS」をアカペラでサプライズ披露も

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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケットに搭載した先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)の打上げを2024年度に予定している。この度、2006年に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)から続く「だいち」シリーズ衛星のさらなる認知向上を目的として、「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーであるアーティストの三浦大知を起用したコラボレーション動画第3弾をJAXA公式YouTubeチャンネル「JAXA Channel」にて公開した。

三浦大知が今回訪問したのは、「だいち」シリーズ衛星とも深く関わりがある場所でもあり、三浦の出身地でもある沖縄。まず三浦は、JAXAと農林水産省が共同で地球観測衛星の活用について実証実験を実施している沖縄県・宮城島のサトウキビ畑を訪問。JAXAと農林水産省職員の説明を受け、「だいち」シリーズ衛星が、子どものころから慣れ親しんでいるサトウキビ畑や、マングローブなど沖縄ならではの自然環境の保全活動や、災害時の状況把握など、沖縄の生活にも貢献していることなどを学んだ。

続けて、子どもたちが待っている恩納村の赤間総合運動公園へ。恩納村の4つの小学校の6年生のみなさんと一緒に、三浦が地上に「だ・い・ち」という巨大文字を描き、宇宙から地球を観測している「だいち2号」から撮影してもらう企画を実施した。また最後は三浦が「だいち」シリーズ衛星のイメージソング「ALOS」をアカペラでサプライズ披露。子どもたちからも大きな拍手が起こった。

また最後に訪れたのはJAXA 沖縄宇宙通信所。「だいち」シリーズ衛星をはじめとした多くの人工衛星を追尾・監視している場所だ。実際の人工衛星の運用に使用されているアンテナを見た三浦は「お~!迫力がすごい!これはすごい!」と大興奮の様子だった。そして2023年3月7日、先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を搭載したロケットが残念ながら打上げ失敗になった際、「指令破壊信号」が出るまで「だいち3号」からの信号を受信していた場所でもある。そこで三浦は、この通信所で同世代のJAXA職員との対談を実施。当時の心境や、そしてイメージソング「ALOS」への感謝などを聞いていた。

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