大西亜玖璃、Birthday Party!!! 〜ジェリーフィッシュな君へ〜トーク&ミニライブ特番 supported by animelo mix イベントレポート

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2021年3月に「本日は晴天なり」でソロアーティストデビューをした大西亜玖璃。昨年のバースデーイベントは無観客配信のみだったが、今年は抽選で選ばれた観覧者を会場に招待してイベントが行われた。また、ニコニコ生放送とYouTube配信も行われ、多くの人に誕生日をお祝いしてもらうこととなった。その模様をレポートする。

登場前に迷子になってしまい、MCを務める工藤プロデューサーが呼び込むタイミングに間に合わないというハプニングからスタートしたバースデーイベント。少し照れながら本日の主役・大西亜玖璃が登場すると、大きな拍手が起こる。オープニングトークでは、誕生日前夜に「浅草キッド」を見ていたことや「誕生日おめでとう」メッセージの一番乗りは矢野妃菜喜だったことを報告。そして、25歳の誕生日当日ということで、新たな1年の抱負として「さすがにオトナなので、もう迷子にはなりたくない!」とハプニングを笑いに変えると、近況トークでは、最近ラーメンにハマっていること、「Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-」への出演が決定したことなどを話していく。特にアニサマは、アーティスト活動の目標として掲げていただけに、本人、そして音楽チームともに嬉しいニュースだったと言えるだろう。

トークパートの最初のお題は3rdシングルについて。かわいい女の子の恋愛や葛藤を描いた楽曲だという「ジェリーフィッシュな君へ」は、大西がデビュー前から曲を書いてほしいと熱望していた俊龍が作詞・作曲を手掛けた楽曲。レコーディングにも立ち会っていたそうで、テンションが上がったと振り返る。また、ジャケット撮影のエピソードでは、スクールガールっぽい衣装が新鮮で、ベレー帽も好評だったそう。いろんな大西の表情が楽しめるMVについては、撮影の楽しい空気感が映像に出ているところが見どころだと話していた。

カップリングの「Love・Me・Do」は、等身大の歌詞が魅力のポップナンバー。ライブで披露して人気が高かったため、急遽収録されることになったのだという。大西自身も「切なさもありながらおしゃれなサウンドで魅力が詰まった曲」と、とてもお気に入りだと笑顔で語っていた。

続くバースデー企画では、昨年に引き続き1年の目標を、筆で綴っていくコーナー。ちなみに昨年の誕生日イベントで目標にしていたのが「友だちたくさん」「太る」「ライブかいさい」の3つ。これはほぼ実現したそうだが、25歳の目標も書き上げていく。アニサマもあるので夏が好きになりたいということで「夏好き」。オーラを出して、道で振り向いてもらえるようになりたいということで「オーラ大」。最後は「ファンクラブイベント!」。みんなと一緒に楽しめるイベントをしたい、と力強く語っていた。

そして、大西が主題歌を担当&出演している「このヒーラー、めんどくさい」にちなんで誕生日の大西を癒やすコーナーへ。まずはスタッフから、最近お気入りだというラーメンと餃子の形をしたバースデーケーキをプレゼント。これには大西も大興奮。さらに工藤プロデューサーがマッサージガンで実は肩コリだという大西。肩をほぐしたりしたりしたあとに、とっておきのサプライズが。2ndシングル「初恋カラーズ」のMVに登場したワンちゃん“ちゃんこ”が登場。すっかり大きくなったちゃんことの再会を喜んだあと、犬を飼いたいという大西が、ステージ上でお散歩体験をしたり、お座りをしたりして、ちゃんことの触れ合いを楽しんでいた。こういうアットホームさもバースデーイベントならではかもしれない。

トークパートが終わるとミニライブがスタート。最初は、3rdシングルからタイトル曲の「ジェリーフィッシュな君へ」を披露。振り付けもばっちりで、歌をかわいく、そして歌詞をしっかりと届けるように歌っていく。カップリングの「Love・Me・Do」はステージの上手と下手を行き来し、手を振りながら、心を込めた歌声を響かせていた。ミニライブラストの曲は「初恋カラーズ」。今度は元気いっぱいな伸びやかな歌声で、観客をキュンとさせる。カラフルなペンライトを振るファンとアイコンタクトをしたり、ステージを楽しんでいるのが伝わってきたし、今年1月開催された「大西亜玖璃 First Contact 〜1st LIVEのその前に〜」を経験しているだけあって、パフォーマンスもグンとパワーアップしていることがよくわかった。

「アーティストデビューしてからは2度目の誕生日になるんですけど、こうやってゆかいな仲間たち(=ファン)兼ワンちゃん?なみんなにお祝いしてもらえて、すごく嬉しいです。25歳の始まりがこんなに楽しい1日になったので、今年1年もきっと素敵なことがたくさんあるんだろうなと思うとワクワクします。これからもついてきてくれると嬉しいです」と伝えて、特番を終える。ここまでの本編は7月31日までアーカイブ公開されているので、ぜひ彼女のトークと歌声もたっぷり楽しんでほしい。

さらに本編のあとは会場とニコニコチャンネル「animelo+」の会員へ向けたおまけトーク&アンコールも行われた。

まずは、24歳の1年間を折れ線グラフで振り返るコーナー。この1年を月ごとに自分のテンションがどんな感じだったかを思い出しながらグラフにしていくというもの。結果、出来上がったグラフは右肩上がりで、活動が充実していたことをアピール。

続いて、25歳になってチャレンジしてみたいことを挙げていく「ニコ・Me・Doチャレンジ」コーナーへ。大西がリストアップしたのは「陶芸」「そば・うどん作り」「焼き窯でピザ作り」「ガラス作り」「食品サンプル作り」「物を壊す施設に行く」の6つ。最後以外、何となく地味なものが並んでいるような気がするが、これをエアでやってみせる大西が生き生きしていて、本当にやりたいことなんだ、ということが確認できた。どれも体験できるところがあるので、実現はしやすいと思うが、ファンからアンケートで選ばれたのは「そば・うどん作り」。このチャレンジ企画の経過は、いずれどこかで報告するかもとのことだった。アンコールの最後はデビューシングルから「本日は晴天なり」を披露。会場でたっぷり盛り上がって、誕生日イベントを終えた。

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