ローランド、ライブ・コンサートのようなダイナミックな光の演出を自動的に行える同社初のビデオ・ライティング・コンバーターを発売

アーティスト

「VC-1-DMX」を使った照明演出イメージ

ローランドは、映像や音声信号をリアルタイムに解析して照明機器を自動的にコントロールできる、ローランド初のビデオ・ライティング・コンバーター「VC-1-DMX」を4月27日に発売する。

コロナ禍により、自宅、カラオケボックスやバーなど身近なスペースで、コンサートやスポーツなどのライブ配信やコンテンツを楽しむ機会が増えているが、気軽に良い音や映像を楽しめるものの、ミュージシャンや選手の動き、映像に合った照明など、ホールやスタジアムで得られる躍動感や臨場感まではなかなか実現できない。

今回発売するVC-1-DMXは、リアルタイムで映像や音に合ったダイナミックかつ本格的な照明の演出を自動的に行い、さまざまなイベントを効果的に演出する機材。VC-1-DMXは、ハードウェア処理により、映像や音声の信号を遅延なくリアルタイムに解析し、照明機器の制御信号である「DMX」を自動的に生成。照明専門のオペレーターがいなくても、機器を自動的にコントロールして、光による魅力的な空間を演出できる。

例えば、アーティストのライブ映像を入力すると、映像に合わせて照明の色や明るさを変化させたり、音楽のテンポに合わせてミラーボールの回転速度を変化させたりすることが可能。またVC-1-DMXと電子楽器をMIDI経由で接続することにより、演奏にぴったりと合った照明で会場を盛り上げることもできる。

関連タグ

オススメ