BUMP OF CHICKEN、空間オーディオ対応で再レコーディングした「天体観測」をApple Musicで配信 広告キャンペーンも開始

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BUMP OF CHICKENが3月25日、2001年リリースの大ヒット曲「天体観測」を空間オーディオ対応で再レコーディングした「天体観測(2022 Rerecording Version)」を、Apple Music限定で配信開始。また、2019年発表のアルバム「aurora arc」及びライブアルバム「BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora arc TOKYO DOME Live Album」も空間オーディオにリミックスされ、Apple Music限定で配信が開始した。

同じく本日より、Apple MusicはBUMP OF CHICKENが出演するドルビーアトモスによる空間オーディオの広告キャンペーン「ドルビーアトモスの空間オーディオで、『天体観測』を再発見。」をスタートした。本キャンペーンには「天体観測(2022 Rerecording Version)」が使用されており、本日より全国でテレビCMおよびオンラインの広告が展開される。

BUMP OF CHICKENのメンバーは、Apple Musicが提供する空間オーディオのテクノロジーについて次のように語っている。「今回、我々の楽曲の一部を空間オーディオにさせていただきましたが、LRのミックスの中で空間を表現していくということを長年追求してきた自分たちにとって、その音源が新たな表情を見せてくれたことは今までにない刺激的な体験でした。この技術がより発展し、多くの人にとってもっと身近なものになっていくと素敵だと思います」

ドルビーアトモスによる空間オーディオは画期的で臨場感あふれるオーディオ体験で、アーティストは周囲のあらゆる方向や頭上から音が聞こえるように音楽をミキシングすることが可能になる。Apple Musicのサブスクリプションの登録者は、追加費用なしで、対応している曲をドルビーアトモスによる空間オーディオで聴くことができ、AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Max、最新バージョンのiPhone、iPad、Macの内蔵スピーカー、Apple TV 4Kなどでも楽しむことができる。ドルビーアトモス対応のアルバムは詳細ページにバッジが表示され、簡単に見つけることが可能となっている。

Apple Musicは、2021年6月にドルビーアトモスによる空間オーディオの提供を開始。Apple Musicのサブスクリプションの登録者の大半が空間オーディオを体験しており、空間オーディオのリスナー数は、2021年9月以降80%以上増加している。Apple Musicにおける空間オーディオの再生回数は、2021年9月以降4倍以上に増加。Apple Musicで空間オーディオで聴くことができる楽曲数は、昨年夏から8倍に増え、プレイリストにおける空間オーディオに対応した楽曲の再生回数は、提供を開始して以来、125%増加しているとのこと。

現在、世界40カ国以上で400以上のドルビーアトモスのスタジオが稼働しており、さらに200のスタジオが近日中に稼働する予定。Appleとドルビーは、ミュージシャン、プロデューサー、ミックスエンジニアがドルビーアトモスで楽曲を制作しやすくなるようにした。

主要マーケットにおけるドルビーに対応したスタジオの倍増、教育プログラムの提供、インディーアーティストへのリソース提供、アーティストが楽曲のドルビーアトモスミックスを作成できるようにするLogicProのアップデートなどの取り組みが行われている。

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