圭、4/17満月の夜に開催するワンマンのサポートBaにsukekiyo YUCHIが参加

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BAROQUE活休後はソロアーティストとして活動を継続している圭が、今年初のワンマンライブ「MOONPHORIA -帰還の満月-」を4月17日に東京・渋谷ストリームホールにて開催する。

「THE LIBERTY -輪廻の新月-」と題したライブで、圭がソロアーティストとして本格的な第一歩を踏み出し、ステージの中央で歌ったのは2021年4月、新月が輝く夜のことだった。あれから自身のソロ曲だけではなく、BAROQUEの曲も歌うようになった。もちろん、それと並行してギタリストとしての自分を表現するためにソロのインスト曲や好きな洋楽をギターでカヴァーするライブも展開。

昨年末は、インスト作品として制作したソロ最新アルバム「utopia.」を、今作のアートワークを担当した美術家・真砂雅喜氏が手がけた映像と、バンドの生演奏で可視化していくというインストに特化した実験的なステージ「in ancient. -the complete utopia.-」にもトライした。こうして新月の夜から挑戦を始めたソロは、月が満ち欠けしていくように歌、インスト、自分のなかにある様々な要素を組み合わせ、毎回形の異なるライブアクトを展開。そのなかで自身のアーティストとしての可能性を模索していった圭が来月4月17日、満月を迎えるこの夜、自身のアーティストの今後のスタンダードとなるライブを披露する。この日は、歌を軸においた公演となる。

今回の公演タイトルになった“MOONPHORIA”という単語は圭が作った造語で、MOONとEUPHORIA(幸福感、陶酔感)というワードの組み合わせから生まれたものだ。真砂氏が手がけたアートワークからは、満月に向かって欠けていた月がエネルギーでどんどん満たされ、幸せな気持ちに包まれていくようなイメージが受け取れる。1年前、自分に欠けていた部分を補うかのように、戸惑いながらも覚悟を決めてステージで歌い始めた圭が、今回の<MOONPHORIA>公演では確信と自信を纏った姿で、幸せそうなマインドでステージに挑む姿がいまから眼に浮かぶ。

さらに、本公演のサポートには、結生(Gt/メリー)、山口大吾(Dr/People In The Box)、hico(key&manipulator)といういつものメンバーに加えて、今回スケジュールの都合で参加ができない高松浩史(Ba/THE NOVEMBERS)に代わり、sukekiyoのベーシストYUCHIが参加する。

YUCHIはかつて圭、怜とともにkannivalismというバンドで一緒に活動していたメンバーでもある。2011年に活動が止まって以降はお互い別のバンドで活動していたこともあって、イベントライブでkannivalismを演ったことはあったものの、交流は途絶えていたという。

だが、昨年圭からYUCHIに連絡をとったことで、2人は再開。以来、いつかステージで共演できたらという思いを抱いていたなか、圭が今回オファーをし、YUCHIがそれを快諾したことで共演が実現した。ステージは、そんな2人の共演も見どころとなっている。さらにはYUCHIの参加によって、BAROQUEに続いてkannivalismの楽曲のパフォーマンスがあるのか注目だ。

圭 コメント

ソロになること、歌うこと、葛藤の中で生まれた突然の挑戦の連続でしたが、いま僕の中ですべてがクリアになり、今回のライブが楽しみで仕方ないです。自分の1番好きなこと、これがあるから生きているんだと思えるもの、本当の僕に会いに来て欲しいです。

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