伝説のバンド・休みの国、1975年のライブ音源を正式発売

アーティスト

休みの国「休みの国コンサート1975」

伝説のバンド・休みの国の1975年ライブをCD「休みの国コンサート1975」として12月15日に発売する。

休みの国はジャックスを母体に生まれた高橋照幸独りのあるいは不定形のロック・バンド。1972年、2nd アルバム「FY FAN」録音後に渡欧その帰国直後に再スタートを宣言した1975年4月「休みの国コンサート」を収めたオープンリール・テープから編集・マスタリングした。1977年の「トーチカ」までの空白を埋める貴重なものであり、そのライブの全貌が初めて明らかになる。

この日はフリーコンサートでさらにジャックスのメンバーが出演ということで満員盛況、この日限りのピアノを加えた演奏は、「第五氷河期」「追放の歌」などの代表曲はスタジオ盤と遜色なく、「悪魔巣取金愚」の後半アレンジは出色の出来。またこの再出発の為に作られたという「白い国籍のスパイ」の素晴らしさが際立つ。

他の誰もが歌ったことのない観念的で特異な詩世界と奇妙な音の選び方は、高橋照幸だけのもの。そして、この独特の不安定感が強烈な説得力を持つ。

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