野口五郎、オーチャードホールコンサートにシークレットゲストで岩崎宏美登場 デュエットソング「好きだなんて言えなかった」を11月発売&東名阪コンサートも実施

アーティスト

野口五郎&岩崎宏美

5月30日愛知・愛知県芸術劇場からスタートした「Goro Noguchi 50th Anniversary CONCERT TOUR 2021 I can sing here ~今ここで歌える奇跡~」6月に九州2公演、7月に北海道2公演、8月に千葉県君津市からの7公演目になるここ9月10日の東京・渋谷文化村オーチャードホールコンサートはツアーのなかでも特別公演となりタイトルも「GORO NOGUCHI 50TH ANNIVERSARY Autumn Concert in Orchard」。

18:00開演、荘厳な教会の鐘の音、紗幕のシルエットの向こうには野口五郎が浮かぶ。この特別公演の為のオープニング曲「いつかラブソング~ジェシー」から始まり、バンド紹介があって「序曲・愛」へと続き一気に野口の澄んだ高音バラードで会場をGOROワールドに染め上げていく。

「デビュー満50年ですから21世紀の半世紀歌っています。つくづく長く感じますが50年歌ってみないとわからないものがある。今のために歌っていると思える自分は幸せです」と思いを語りかけ、ヒット曲3曲が続く。この日新調した白のストラトギターを奏でながらの歌唱スタイルは圧巻。歌の間にリフを入れての歌唱、ギタリストGOROに観客はうっとり。

新御三家の思い出話を交えながら1982年にヒットした郷ひろみ「哀愁のカサブランカ」大親友の西城秀樹が1978年にヒットした「ブルースカイブルー」当時、野口の自宅スタジオに秀樹が遊びに来た時に録音した歌テイクを2コーラスから流して、五郎、秀樹の歌唱共演、2人のハーモニーに会場中が感動、すすり泣く方も。そして、1973年に2回目の紅白歌合戦にも歌唱した「君が美しすぎて」を披露。大ヒット曲「甘い生活」「私鉄沿線」へと続く。

1987年「レ・ミゼラブル」日本公演初演のマリウス役を演じた野口が当時を再現して「THE CAFÉ SONG」。そして今父親になった野口が初挑戦するジャン・バルジャン「Bring him home」を熱唱。ここでスペシャルゲストが、、、「天国からあの人が来てくれました」の野口のMCで下手から黒いドレスに身を包んだ岩崎宏美が登場「夢やぶれて」を熱唱。

岩崎の出演が全くのシークレットだった為、客席からは拍手、喝采。岩崎宏美も1987年「レ・ミゼラブル」初演しており、初代「マリウス」と「ファンテーヌ」が34年の歳月を経てステージに登壇したことになる。野口五郎デビュー満50年、岩崎宏美デビュー46周年の二人がそろい会場はヒートアップ。

野口が「昨年11月番組出演がきっかけで意気投合し企画が生まれ、トントン拍子で事が運び気が付いたら、デュエット曲を歌う話になって、まだまだ発売は先ですが、、、、」岩崎「発売は11月24日にリリースする事になりました、二人でコンサートもやります。11月23日愛知県芸術劇場大ホール、12月2日大阪オリックス劇場、そして12月6日ここBunkamuraオーチャードホールです」と発表すると驚きの声。東名阪のスペシャルコンサート日程も発表された。

野口「申し訳ないです、全て告知して頂いて、では早速ですけども聞いて頂きます、いゃータイトル恥ずかしいな。強力だよ、これ」岩崎「はい、『好きだなんて言えなかった』、聞いてください」と言うと会場はわれんばかりの拍手。

イントロが流れ一気に会場が静まり返る、唄いだしは岩崎、次に野口、二人の美しいハーモニーがバンドのやさしいサウンドと溶け合って熱唱。会場は大拍手喝采の中、初披露が終了した。

大拍手で岩崎を送り、コンサートも終盤に差し掛かる。今度は野口一人で、バラード曲を歌唱、令和元年5月1日発売の「これが愛と言えるように」を熱唱。デビュー50周年記念配信シングル親友コブクロ小渕健太郎作詞作曲「光の道」と続く。15歳でふるさと美濃市を出てきた当時を振り返る名曲をしみじみと歌唱した。

コンサート最後を飾る曲「君こそわが青春」で本編終了。そして、アンコール2曲で応え「GORO NOGUCHI 50TH ANNIVERSARY Autumn Concert in Orchard」の幕がとじた。

野口五郎のツアーは岡山、広島、下関、仙台とまだまだ続き、11月~12月には岩崎宏美との「野口五郎・岩崎宏美 2021 プレミアムコンサート ~Eternal Voices~」(3都市3公演)もある、デビュー満50年の野口五郎65歳、「こういうご時世だからこそ、2人でエネルギーを届けたい」。昭和、平成、令和と歌を届けてきた二人だからこそ,今、日本に歌で元気を届ける。

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