広告・取材掲載

広告・取材掲載

テレサ・テン、日本初のホール・コンサート全31曲を前・後編の2タイトルでアナログ化

アーティスト

テレサ・テン ファーストコンサート 前編・後編

ステレオサウンドは、テレサ・テン日本初となる本格的コンサート(1977年4月22日、東京・新橋のヤクルト・ホール)を収録したアナログレコード2作品を、9月2日より全国の有名オーディオショップ、およびステレオサウンドストアにて発売する。

前編・後編の2作からなるこのレコードは、コンサートを収録したアナログ・マスターテープから最新カッティングを行なった数量限定のプレス盤。

レコード製作にあたっては、ユニバーサル ミュージックに、このマスターの所在を調査依頼したところ、1/4インチのアナログ・マスターテープとして厳重に保管されていたことが判明。また同時に、テープのコンディションは非常に良好であったことから、先にこのシリーズでリリースした「NHKホールでのラスト・コンサート」に対する、テレサの貴重なファースト・コンサート盤として製作するに至ったとのこと。

今回使用したマスター音源に収録の全曲は、もともとは当時カセットテープで発売されたもので、初のアナログレコードやその後の復刻盤は、いずれもその抜粋版だった。収録タイムの制約もあり、「女ひとり」「港町ブルース」「香港の夜」「夜の乗客」「空港(アンコール)」の5曲が未収録となっていた。そこで今回のアナログレコードにおいては、未収録曲を含む全長版のオリジナル・マスターテープから新たに全曲のカッティングを行ない、全31曲を前編・後編の2タイトルとして製作するになった。

ユニバーサル ミュージックの保管庫からカッティングスタジオに持ち込まれた全長版のオリジナル・マスターテープは、ステレオサウンドにおけるテレサのアナログ盤製作ではお馴染みの日本コロムビアの名エンジニア武沢茂の手によって、スチューダーA80マスターレコーダーで再生され、同社カスタムメイドのアナログコンソールでカッティングのための音調整が施されたのち、ノイマンのカッティングマシンを使用して名匠入魂のラッカー原盤が仕上げられた。また、今作のレコード盤は、東洋化成においてステレオサウンド盤専用に特別調配合されたプレス材料を使用した重量盤となっている。

当時24歳、来日してまもないテレサの中国語イントネーションのニュアンスは、日本語歌唱においても、随所にその魅力を味わうことができる。

ポッドキャスト概要:

Musicman Podcast — 業界の“今”を深掘り

「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。

Spotifyでポッドキャストを聴く

プレイリスト概要:

記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち

月間500のアーティスト記事から厳選した楽曲と、業界人必聴のバズ曲をプレイリストで。最新シーンの決定版!

Spotifyでプレイリストを聴く
@musicman_nusicman