ウィーザー、自身初となるフルオーケストラを従えたアルバム「OK Human」を1/29リリース

カリフォルニア州ロサンゼルス発のオルタナティヴ・ロック・バンド、ウィーザーが、14枚目のスタジオ・アルバム「OK Human」を1月29日にリリースする。
同アルバムの第1弾シングル「All My Favorite Songs」は主要配信サービスにて配信中。
昨年、ウィーザーはギターのリフが魅力的なロック・アルバム「ヴァン・ウィーザー」をリリースする予定であった。
しかし、彼らがこれまで影響を受け、憧れてきたきたメタル・バンドへのオマージュとして作った同アルバムも、残念ながらコロナ禍の影響による打撃を避けることはできなかった。
フロントマンのリヴァース・クオモは世界が大混乱に陥った中、彼の青春時代当時に他の作品とは一線を画した作品であり、ビーチ・ボーイズの稀代の名作「ペット・サウンズ」からインスピレーションを得た今までとは全く異なるサウンドを取り入れたアルバムの制作を始めていた。
去年のコロナ禍の夏、彼とバンドは38名のオーケストラと共に、アナログ技術を駆使したレコーディング・セッションに取り組んだ。そして誕生したのが、今回のニュー・アルバム「OK Human」だ。
最新技術を使うことにより、遠くにいても簡単に顔を見て話すことはできても、物理的には全く近づくことができなかったここ1年。「OK Human」は、私たちがいかに密接につながっているかを考えさせられる一枚に仕上がっている。同アルバムは、ウィーザー史上初、フルオーケストラを従えた作品となり、さらに過去10年間リヴァース・クオモが書いた中で最もパーソナルな曲を収録したアルバムになっている。彼の天才的な作詞のセンスが引き立つ「ペット・サウンズ」のみならず、ハリー・ニルソンの「ニルソン・シュミルソン」、ランディ・ニューマンのセルフ・タイトル・デビュー作、フランソワーズ・アルディの「Message personnel」、カーペンターズなど、かつて大勢の人々に愛された音楽の色合いと要素が取り入れられた同アルバムは、寂しさ、断絶、そして中年期を迎えることをテーマに詩的な世界観を奏でる唯一無二の作品と言っても過言ではないだろう。これまでリヴァース・クオモが書いた中で最も濃厚で素晴らしい旋律美が満載な「OK Human」こそ、まさに完璧なオーケストラ・ポップ・アルバムなのだ。
また、今回CDの発売は日本ではデジタル配信に合わせて1月29日の先行発売となる。
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