声優・内田彩、異例の無観客配信ライブの公式レポート到着

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撮影:佐伯敦史

声優・アーティストの内田彩が、3月15日に埼玉・大宮ソニックシティ 大ホールより、新企画ライブ「AYA UCHIDA「Reverb」リリース記念無観客配信ライブ〜decorate your live!〜」を行なった。

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、3月14日、15日に予定されていた「AYA UCHIDA 5th ANNIVERSARY LIVE〜live is ephemeral!〜」は8月に延期。しかし、楽しみにしていたファンを笑顔にしたいという思いから、14日には彼女のYouTubeチャンネルで日本武道館ライブの無料上映が、15日にはソロの声優・アーティストとしては異例の無観客ライブが企画され、「#内田彩武道館ライブ上映」「#内田彩無観客ライブ生配信」と二夜連続でTwitterの世界トレンドを賑わせた。

LINELIVEで配信されたライブは、発売したばかりの最新シングル「Reverb」と、5周年を迎えて放った最新アルバム「Ephemera」による新コンセプトに変更し、単独ライブとしては全14曲のうち11曲が初披露。定刻になり鐘が鳴り響くと、本来であればファンで埋め尽くされていた大宮ソニックシティの会場後方から内田が登場する。ステージ上のバンドメンバー、黒須克彦(B)、村田一弘(Dr)、櫻田泰啓(Key)、鈴木ぷよ(G)が照らし出されると「Reverb」でライブをスタートさせた。

無歓声のなか「皆さんこんばんは、「AYA UCHIDA「Reverb」リリース記念無観客配信ライブ〜decorate your live!〜」にようこそ」と挨拶すると「(延期は)残念だったんですけれども、新しい試みとしてこの配信ライブを企画させていただきました。もちろん私も無観客での配信ライブは初めてです。私のライブを見てくださっている皆さんも、初めてのことだと思います。」と述べ、この日を新しい思い出にしてもらいたいと心境を明かすと、その後は「Ephemera」収録楽曲を歌い上げていった。

途中、無観客ライブならではの映像がインサートされたり、通常のライブ映像では見られないカメラワークでファンを驚かせると、「みんなにこの曲を届けたくて、みんなに笑顔になってほしい」と、彼女の1stシングルより「SUMILE SMILE」を披露。ちょうど前夜に上映した日本武道館ライブで発表した同曲を披露するや否や、一変して笑顔を咲かせたステージに「SUMILE SMILE」もTwitterトレンド入り。歓喜のサプライズのあとは、最後に「声」を感情たっぷりに届けてライブを締めくくった。

終演後オフィシャルインタビューに応じた内田は、「みんながイメージしてくれている“内田彩のライブ”をデコレーション、飾り付けて記憶に上書きしてもらえたらいいな、という想いを込めて「〜decorate your live!〜」というタイトルをつけさせていただきました。」と改めて趣旨を振り返り、「アニメ「インフィニット・デンドログラム」のEDテーマでもある「Reverb」という曲が、まさにいまの状況に当てはまっているんです。この曲では、ゲームの世界のヒロインと現実世界の主人公の物語が描かれているのですが、今回の配信ライブはまさにそのシチュエーションになっているなと感じながら、歌いました。」とコメントした。

日本武道館ライブ映像、および無観客配信ライブともに、3月いっぱいまでアーカイブ映像が公開されている。

https://www.youtube.com/watch?v=9VrJSUDREHw

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