氷川きよしが「第40回松尾芸能賞優秀賞」を受賞、「”氷川らしさ”を追求」

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3月28日、デビュー20周年を迎えている氷川きよしが「第40回松尾芸能賞優秀賞」を受賞し、その贈呈式が東京・帝国ホテル富士の間にて行われた。

松尾芸能賞は公益財団法人松尾芸能振興財団が昭和54年3月に設立。日本の伝統ある劇場芸能を助成・振興し、日本独自の文化、芸能の保存及び向上に寄与することを目的として設立した。設立以来毎年、日本の文化・芸能の保存・向上に寄与した芸能出演者や演出・音楽・劇場芸能に高い技術を持つ方々が表彰された。

今回、氷川きよしは歌謡部門の優秀賞を受賞。2月15日に発表され、贈賞理由として「2000年『箱根八里の半次郎』でデビュー以来、数多くのヒット曲を世に送り出し、発売したシングル盤CDは全てヒットチャート誌ベストテン入りのこの記録は、演歌・歌謡曲歌手では唯一人である。毎年50回近くの全国コンサートツアーを開催し、全会場を満席にする人気を保持し、歌謡界のトップランナーとして走り続けている。また、明治座での1ヶ月座長公演をつとめ、芝居と歌の公演を完売する力量を示している。」と発表された。

大賞を受賞した能楽の野村萬などと、贈呈式に臨んだ氷川は白のスーツで登壇し、「この度はありがとうございます。2000年に22歳でデビューして、20周年を迎えた今年に、松尾芸能賞という素晴らしい賞をいただき、誠に光栄です。2002年にも松尾芸能賞新人賞をいただいており、とても励みになりました。デビュー以降、ファンの皆さまやスタッフに支えられて”氷川きよし”を作り上げてきました。まだまだ駆け出し者ではございますが、”氷川らしさ”を追求し、演歌はもちろん、シャンソンやロックなど多くの方々に歌を伝えていきたいと思います。これからも頑張ります。本当にありがとうございました。」と受賞の喜びを語った。

その後、静粛な雰囲気の中、2002年に松尾芸能賞の新人賞を受賞した「きよしのズンドコ節」を歌唱した。

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