鬼束ちひろ、時代を彩った数々の名曲を披露した最新ホールツアーを2/3にWOWOW独占放送

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鬼束ちひろが12月に開催した、バンドセットによる東京・大阪でのホールツアー「BEEKEEPER」。この東京公演を2月3日21:00よりWOWOWで独占放送する。

2000年にリリースしたシングル「月光」でブレイクし、表現力の豊かさと強い個性を持つ歌声で次々とヒット曲を送り出し、時代の歌姫のひとりとして君臨した鬼束ちひろ。2018年は、6月・8月にアコースティックセットでのコンサートツアー「UNDER BABIES」を行ない、8月にシングル「ヒナギク」をリリースするなど精力的に活動してきた。そして、12月にはバンドセットによる東京・大阪でのホールツアー「BEEKEEPER」を開催。

その東京公演は、12月11日にTOKYO DOME CITY HALLで行われた。福原将宜(ギター)、鈴木正人(ベース)、坂本昌之(キーボード)、鶴谷智生(ドラム)、坂井“Lambsy”秀彰(パーカッション)、室屋光一郎(バイオリン)がサポートミュージシャンとしてバックを務めた。
 

WOWOW「鬼束ちひろ コンサートツアー2018 BEEKEEPER」

開演時間となり、バンドメンバーのセッションが終わると、ステージに鬼束ちひろが登場。その存在感に会場が息をのむ中、「シャイン」でライブが幕を開けた。

「青い鳥」「漂流の羽根」を素晴らしいバンドアレンジで聴かせ、序盤から会場は彼女にしか作れない空気で満たされた。「edge」では客席の緊張感も少し解け、ステージとの距離が近づいた。

「流星群」「月光」「弦葬曲」とライブが進行していくにつれて、歌声はより力強く伸びやかになり、会場全体が彼女の歌詞とメロディーに感情を揺さぶられていく。「私とワルツを」では軽やかに舞い、「infection」では、魂を削るような迫力のある歌声でオーディエンスを圧倒し続けた。

「次の曲は、私の生き方、理想を歌った曲です」と「VENUS」を歌い上げ、ラストはライブ初披露となる「ヒナギク」を美しい歌声で聴かせてくれた。鬼束ちひろは、観る者を独自の世界に惹き込み、終演後は一緒にステージを駆け抜けたような心地良い疲労感に包まれた。

「鬼束ちひろ コンサートツアー2018 BEEKEEPER」放送楽曲
シャイン
青い鳥
漂流の羽根
edge
螺旋
僕等 バラ色の日々
流星群
月光
弦葬曲
Twilight Dreams
CROW
私とワルツを
infection
VENUS
ヒナギク

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