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やなぎなぎ、5日間に渡るコンセプトライブ大盛況 来年にベスト盤とワンマンツアーも

アーティスト

やなぎなぎが、コンセプトライブ「color palette」を東京・渋谷Mt.RAINIER HALLで11月14日から連続5日間に渡って開催し、18日にファイナルを迎えた。

彼女のライフワークともいえるこのライブは毎回、“色”をテーマに楽曲構成や演出を行なっており、今回のテーマカラーはブラック。これは「星空の下みんなで音楽を聴きに来ているイメージ」から着想を得たものだという。

しかも、今回はアコースティックサウンドを基調に、5日間毎日違った楽器の編成で(ハープ、ギター、バイオリン、パーカッション)セットリストもアレンジも5公演異なった内容。

また、楽器の数を絞るからこそ彼女の歌声がよりホールに響き渡る点でも貴重な機会だ。連日立ち見が出るほどの盛況ぶりで、5日間全日通い詰めたファンも少なくないという。

最終日はピアノ・アコースティックギター・パーカッションの編成で行なわれ、優しくしっとりと聴かせる「モノクローム・サイレントシティ」からスタート。テントをイメージしたステージの中央の木の椅子に座り、透き通る声を聴かせていく。

途中のカバー曲コーナーでは大塚愛の「黒毛和牛上塩タン焼き680円」や「ブラック★ロックシューター」も披露。

本編最後の「Corleonis」ではライトを絞って冒頭から世界観を示し、コンガのリズムに合わせ、高らかに歌い上げた。

アンコールのMCでは1月9日にベストアルバム「やなぎなぎ ベストアルバム -LIBRARY-」と、「やなぎなぎ ベストアルバム -MUSEUM-」を2枚同時リリースすることが改めて発表された。

「-MUSEUM-」初回限定盤には、この5日間の公演のライブ音源が収録される。つづけて、「やなぎなぎ ライブツアー 2019 -LIBRARY- & -MUSEUM-」の開催が彼女の口から告げられた。

2019年3月21日東京・Zepp DiverCity Tokyoを皮切りに、台湾・香港公演を含む、全国13ヶ所を周るベストアルバムを伴うにふさわしい、大きなツアーとなる。

公演内容も東京・名古屋・大阪ではバンド形式で、それ以外の会場はアコースティック形式で行なう。この公演のようなサウンドを各地で楽しむことができるほか、複数の会場を回ることでアレンジ違いも楽しめそうだ。

公演を終えての最後の挨拶では「始まる前は5日もあるぞと思っていたのですが、本当に一瞬の時間でした。こんなに楽しい時間がもっと続けばいいなと思うのですが、その気持ちは来年のツアーに向けて置いておきたいと思います」と語り、5日間の幕を閉じた。

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