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グラミー賞を主催するアメリカ・レコーディング・アカデミー、新会員を発表

コラム 高橋裕二の洋楽天国

グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミー。会員はミュージャン、プロデューサー、エンジニアや音楽文化に貢献するプロによって構成される。

7月9日、新たに2.321人の新会員が発表された。歌手のリル・ナズ・Xやビクトリア・モネの名前もある。新会員のうち、女性が48%、アフリカ系アメリカ人が21%、ヒスパニック系が8%、アジア系が3%。39歳以下が全体の51%を占める。

ラップや女性歌手に冷たいというグラミー賞の偏向騒ぎが過去にあった。

アカデミー会員だからといって、全員がグラミー賞の審査員になれるわけではない。新会員も含め、アカデミー会員は9月15日までに審査員としての招待状が届く。

審査員によって、12月初旬のノミネーションが決まる。アーティストは9月末までに作品を発表しておかなければ、ノミネーションの対象にはならない。

高橋裕二の洋楽天国記事提供元:洋楽天国
高橋裕二(たかはし・ゆうじ)
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