スウェーデン・ストックホルムのテロでスポティファイの幹部も巻き添えに

コラム 高橋裕二の洋楽天国

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金曜日(4月7日)に起きたスウェーデン・ストックホルムのトラックによるテロ。死者4人、重傷者10人の大惨事となった。新聞の報道によると、警察はウズベキスタン人の男(39)を殺人によるテロ行為の容疑で逮捕した。

朝日新聞によると、「事件は7日午後3時(日本時間7日午後10時)ごろにストックホルム最大のショッピング街で起きた。公共放送SVTなどによると、トラックが買い物客でにぎわう歩行者専用道を約500メートルにわたって猛スピードで南へ暴走。通行人をはね、老舗百貨店オーレンス1階に突っ込んで止まった。『ジグザグ走行していた』との目撃情報もある。直後にトラックは炎上を始め、実行犯は現場から逃走した」。

4人の死者に定額制音楽ストリーミング・サービスのスポティファイの幹部がいたと、スポティファイ最高経営責任者のダニエル・エクがフェイスブックで明らかにした。亡くなったのはクリス・ベヴィントンで、スポティファイでグローバル・パートナーシップ/ビジネス・デベロプメント担当のディレクターだった。クリス・ベヴィントン(41歳)はスポティファイに5年間勤務した。ダニエル・エクは、「彼の家族を守るために出来る限りの事はする」と声明を出した。

スポティファイはスウェーデンのストックホルムで創業され、2008年にサービスを開始。2011年にはアメリカに進出。日本では昨年(2016年)秋からサービスを始めた。有料会員は5000万と発表している。

記事提供元:洋楽天国


高橋裕二氏インタビュー

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