EDMフェス運営の大手SFXが倒産も「Beatportはふだん通り運営」
SFX倒産でも「Beatportはふだん通り運営」。Beatportが声明文を公開
大型EDMフェスを世界で運営するプロモーション会社「SFX Entertainment」が2月1日に破産を申告したことを受けて、子会社でもある音楽ダウンロードストアの「Beatport」が今後も継続して運営を続けていくと声明文を出しました。
Digital Music Newsに掲載された公式声明分では、まずBeatportのプラットフォームは制限なく完全に運用を続け、オンラインストアさらには音楽ストリーミングもこれまでと変わらず事業を続けていくと説明しています。
Beatportでは今後も毎日新作リリースをストアに追加し、動画制作も行っていきます。
また破産申請で気になる点の一つでもあるレーベルや権利関係者への支払いについては、Beatportはレーベルおよびサプライヤーへの支払いも継続して行うことをはっきりと述べています。
「TomorrowLand」や「Electric Zoo」への影響は? EDMフェス運営の大手、SFX Entertainmentが倒産
先週Beatportは同社で初めて米国以外での海外拠点をオランダに作り、ローカルシーンに特化したサイトをオープンしたばかりです。
DJやトラックメイカーの御用達となっているBeatportがSFXの破産を受けて運営に支障をきたすことになれば、エレクトロニック・ミュージックシーンに拡がる影響は決して小さくないはずです。また今後もBeatportが新作発売やコンテンツ制作にどれだけ投資できるのか、今の段階では定かではないため、これから世界最大のエレクトロニック・ミュージック・ストアであるBeatportがどんな戦略を展開するのか、注目が集まりそうです。
■記事元:http://jaykogami.com/2016/02/12686.html

記事提供:All Digital Music
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