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ボン・ジョヴィ、32年間在籍のレコード会社と決別

コラム 高橋裕二の洋楽天国

リッチー・サンボラ抜きの、新曲と未発表曲で構成されたアルバム「バーニング・ブリッジズ」を発売したばかりのボン・ジョヴィ。フロントマンであるジョン・ボン・ジョヴィがカナダ・バンクーバーのコンサート前に音楽業界誌ビルボードのインタビューに答えた。

「時代の終わり。マーキュリー・レコードとの約束は果たした。32年間いたが、別れる事にした。アルバムの中の『バーニング・ブリッジズ』という曲を聴いて貰えればファンは分かってくれる」

近年、アルバム・セールスは落ち込んでいた。日本は特別だが、本国アメリカで8月21日に発売された最新作「バーニング・ブリッジズ」の発売初週の売り上げは、ラジオ業界誌ヒッツがストリーミングも入れて2万4千から2万7千枚だろうと予測している.。

数多くの曲をリッチー・サンボラと書いてきた。しかしリッチーは2013年の「ビコーズ・ウィー・キャン・ツアー」の開始直後グループを抜け、昨年暮れには脱退が発表された。リッチー抜きでは曲が書けないかもしれない。

マーキュリー・レコード(上部組織はアイランド・レコード)としては、再契約するにもボン・ジョヴィ側から前渡し金(アドバンス)を要求される。額が大きくセールスが伸びなければ、「こげ」つく。

バンド側からすれば、メジャーに在籍する事の最大のメリットは、多勢の宣伝マンによってラジオで曲がかかる事。しかし昨今のアメリカのラジオ局はボン・ジョヴィをかけない。としたらボン・ジョヴィ、自分達のレコード会社(インディーズ)を作るのが1番いいかもしれない。

記事提供元:洋楽天国


高橋裕二氏インタビュー

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