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米ソニーミュージック会長のダグ・モリスがアップルの新サービスを語る

コラム 高橋裕二の洋楽天国

フランスのカンヌで開催されている国際音楽産業見本市MIDEM(ミデム)。基調講演を行った米ソニーミュージックの会長ダグ・モリスがアップルの定額制音楽ストリーミング・サービスについて語った。

「スポティファイのダニエル・エクは大変良い仕事をしている。しかしまともに宣伝した事が無い。利益を生んでいないから金が無い。月曜日に発表されるアップルの定額制音楽ストリーミング・サービス。(陣頭指揮をとる)ジミー・アイオヴィンとは37年もの親友だ。スティーヴィー・ニックスの初ソロ・アルバム「麗しのベラ・ドンナ」のプロデュースを頼んだ。アップルには金がある。銀行に20兆円を越す現金がある。そしてiTunesには8億枚のクレジット・カードのデータがある。アップルがストリーミング・ビジネスに参入する事は、上げ潮は船をみな持ち上げる事を意味する」

アップルは現地時間の今日(6月8日)、WWDC(ワールドワイド・ デベロッパーズ・カンファレンス)で新サービスの発表をする。

記事提供元:洋楽天国

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