広告・取材掲載

広告・取材掲載

ジェイ・Z、フリースタイルでTIDALのライバルサービスを批判

コラム All Digital Music

ジェイ・ZがTidal有料会員限定のライブを開催。フリースタイルでYouTube、Spotify、批判に反論

ヒップホップ・プロデューサーのジェイ・Zは、高音質な定額制音楽ストリーミングサービス「Tidal」の有料会員向けにニューヨークのTerminal 5でプライベートコンサート「Tidal X: Jay Z B-Sides」を開催しました。

これはジェイ・ZとTidalが会員向けに行うスペシャルライブ企画。3000人規模のこのレアイベントのチケットを手に入れるには、Tidal上でハッシュタグ「TIDALXJAYZ」を付けたプレイリストをキュレーションすること。ライブの模様はまたTidal限定でライブストリーミング配信されました。

イベントではJay Electronica, Just Blaze, Young Jeezy、 Memphis Bleekなど豪華ゲスト・アーティストを招き、さらに滅多に演奏しないレアな楽曲が中心の構成でフ長年のァンが楽しめるライブを披露しています。

またフリースタイルでは、TidalのライバルサービスでもあるYouTubeとSpotifyに直接言及し、Tidalに対する批判を攻撃する、ジェイ・Zらしいアクションを起こします。

“I feel like YouTube is the biggest culprit, Them n****s pay you a tenth of what you supposed to get… Tidal, my own lane, same difference, Oh n****s is skeptical about they own shit… Spotify worth nine billion and they ain’t say shit!”

YouTube, Spotifyの他にも、ファレル・ウィリアムス、ジミー・アイオヴィン(Beats Music共同創業者)、スティーブ・ジョブズについても触れている90秒のフリースタイルはこちらをご覧ください。
 

「B-Sides」コンサート全編はこちら。

ジェイ・Zのフリースタイルは17:18あたりから。

ジェイ・Zが3月に運営を開始した定額制音楽ストリーミング「Tidal」は、マドンナやダフト・パンク、リアーナなど豪華なアーティスト達が登場した発表イベントとは対照的に、ユーザー獲得とアプリ利用が伸び悩んでいるという批評が巻き起こっています。ジェイ・Zが運営権を買収する以前にTidal を運営していたノルウェーのAspiroによれば、2014年末時点で有料会員は50万人とレポートしています。

ジェイ・Zはアーティストにとって有益なプラットフォームにTidalをシフトしようと、エクスクルーシブなコンテンツの配信を行い、またTidalの所有権を前出のアーティスト達と共有していることも特徴です。現在Tidalは世界30カ国以上に展開しています。

■記事元http://jaykogami.com/2015/05/11324.html


jaykogami
記事提供All Digital Music

Jay Kogami(ジェイ・コウガミ)
プロフィール
Twitter
Facebook

ポッドキャスト概要:

Musicman Podcast — 業界の“今”を深掘り

「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。

Spotifyでポッドキャストを聴く

プレイリスト概要:

記事連動セレクション — エピソードと繋がる楽曲たち

月間500のアーティスト記事から厳選した楽曲と、業界人必聴のバズ曲をプレイリストで。最新シーンの決定版!

Spotifyでプレイリストを聴く
@musicman_nusicman