テイラー・スウィフト所属のレーベル「Big Machine」買収に、SnapchatのCEOが関心示す
人気アプリSnapchatのCEO、テイラー・スウィフト所属のレーベル「Big Machine」買収に関心示す、3億5,000万ドルで音楽ビジネス参入か

人気アプリ「Snapchat」の創業者でCEOのエヴァン・スピーゲル(Big Machine Records」の買収に関心を示しているとの噂が浮上しました。
ニューヨーク・ポストによれば、「Big Machine Records」の社長でCEOのスコット・ボルチェッタ(Scott Borchetta)は3億5,000万ドル(約415億ドル)を売却金額として検討中と言われています。
Big Machine Recordsはテイラー・スウィフトの他にも、ティム・マッグロウ、Rascal Flattsなど人気アーティストを抱えているカントリーミュージック界で最も影響力のあるレーベルと言えます。
噂では、アップルも今年にローンチ予定の音楽ストリーミングサービスの準備に向けて「Big Machine」の獲得を狙っていると言われていますが、アップルはこの噂を否定しています。ニューヨーク・ポストでは、Snapchatとアップルがパートナーシップを組む可能性もあるという情報ソースの言葉をレポートしています。
今年1月、Snapchatはコンテンツプロバイダーやブランド向けの特設チャンネル「Discover」を新たに開始、写真や動画による独自のコンテンツを提供し始めました。ナショナルジオグラフィック、Yahoo News, Vice, Comedy Central, CNNなどのコンテンツパートナーの中では、ワーナーミュージックもパートナーとしていち早く参加しています。
音楽や関連する動画コンテンツを持つ企業にとって、Snapchatは急激に成長し続けるプラットフォームで、またユーザーに購入までのキッカケへと導線を創ることもできるメディア機能へとシフトしているため、無料の音楽ストリーミングではないメディアで音楽を楽しんでもらいたいと考えるテイラー・スウィフトとBig Machineにとって、コンテンツへの誘導、音楽との出会い創出、独占コンテンツ公開などさまざまなシナジーが生まれる可能性があると言えます。
■記事元:http://jaykogami.com/2015/02/10725.html

記事提供:All Digital Music
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