イギリスのアルバム・チャートにストリーミングが加算

コラム 高橋裕二の洋楽天国

昨日(12日)、イギリスの音楽業界誌ミュージック・ウィークが、イギリスのアルバム・チャート作成にストリーミング・サービスの回数データを加えるOCCの発表を伝えた。

イギリスでレコード売り上げのチャートを作成しているのはOCC(オフィシャル・チャーツ・カンパニー)。OCCは2月23日からの1週間で新しいやり方のアルバム・チャートを作る。チャートは日曜日(3月1日)に発表される。

データはストリーミング・サービス会社のスポティファイやディーザー(Deezer)やグーグル・プレイ他から集計される。

アメリカでは既にビルボード誌がストリーミング・データを加えてアルバム・チャートを作成している。レコードの売り上げが低迷しているが、毎月お金を払ってストリーミングでアルバムを聴く有料会員が増えていて、アルバム・チャートを作成する上で、時代的には無視出来ない状況なのだろう。その点、良いか悪いかは別として、日本は全くガラパゴスである。

ちなみに下の表は、昨年(2014年)9月にビルボード誌が発表した、定額制音楽ストリーミング・サービスのベスト8だ。

定額制音楽ストリーミング・サービスのベスト8
定額制音楽ストリーミング・サービスのベスト8

記事提供元:Musicman オススメBlog【高橋裕二の洋楽天国】

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